米どころ 水どころ 酒どころ
更新日:2023年2月1日
今年の冬も寒さが厳しいですが、この寒さがなければ生まれないものもあります。
その一つが日本酒です。
この時期、市内にある六つの酒蔵では、栗原の豊かな土壌で作られたおいしい米と、栗駒山がもたらす清らかな水で酒造りが行われています。
米どころ、水どころである栗原は、酒どころでもあるのです。
いずれも100年以上の歴史のある老舗で、伝統を守りながら丁寧に造られている酒は絶品です。
また、新たな可能性にも挑戦し、酒造りにおいて厳禁とされる納豆を作るメーカーとのユニークな商品開発や、子どもたちが描いた絵を酒瓶のラベルにする取り組みが行われています。
子どもたちがラベルを描いた酒の売り上げは、一部市に寄付され、子育て支援に役立てています。
先日、これまでの成人式にあたる「二十歳を祝う会」を開催し、市内約500人の皆さんの門出をお祝いしました。
2022年(令和4年)4月に成人年齢は18歳に引き下げられましたが、お酒をたしなむことができるのは二十歳から。
栗原の子どもたちが成長して大人になった時、最初の一杯は、ぜひ自慢の地酒で乾杯し、お祝いしていただきたいです。
2023年2月1日 栗原市長 佐藤 智
【写真】栗原自慢の地酒