6月は「歯と口腔の健康づくり月間」です!
更新日:2025年6月2日
お口の健康を大切にしましょう
お口の健康は、全身の健康に深いつながりがあります。
特に歯周病の細菌は、歯周病だけでなく、心臓や肺などの病気を引き起こす原因になることがあります。
生涯、自分の歯でおいしく食べて元気でいられるよう、お口の健康を大切にしましょう。
歯を失う原因の第1位は「歯周病」です
歯を失う原因の第1位は「歯周病」です。
令和6年度の市の歯周疾患検診結果では、60歳の約9割の方に歯肉の異常が見られました。
歯周病は、歯を支える骨などが破壊されていく病気です。初期は自覚症状が無いので、知らず知らずのうちに進行します。早く気づくためには、定期的に歯科健診を受けることがお勧めです。
日常の歯みがきと、定期歯科健診・クリーニングで歯の健康を維持しましょう
歯周病の原因は「歯垢(しこう):食べかすをもとに増えた細菌のかたまり」です。
歯垢は、歯ブラシでこすることで取れるので、歯と歯肉のさかいめや歯と歯の間を、ていねいに清掃することが大切です。
デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシも積極的に使って、すみずみまできれいにしましょう。
しかし、普段の歯みがきだけでは、汚れを100%取ることはできません。定期歯科健診と併せて、歯のクリーニングも受けましょう。近年は、定期的に歯科医院に行く方が少しずつ増えてきているようです。
歯周病予防のために禁煙をしましょう
タバコは、歯肉の血行不良を起こすなど歯肉の抵抗力を低下させます。タバコは歯周病の最大の要因および悪化因子です。歯周病予防のために禁煙しましょう。