花山地区「小さな拠点」形成プロジェクト
更新日:2018年12月19日
花山地区「小さな拠点」づくりプロジェクト
花山地区の概要
栗原市の西端、栗駒山(奥羽山脈)の麓に位置する花山地区。
国有林が大半を占め、美しい自然が広がるのどかな中山間地域です。
主産業は農林業と観光業。温泉のほか、自然薯と蕎麦などの特産品が魅力です。
持続する地域へ!「小さな拠点」づくりプロジェクト
小さな拠点づくりプロジェクトは、道の駅や診療所・公共施設等が集まる座主集落を花山地区の拠点と位置づけ、地域が抱える課題の解決に向けて、地域自らが主体となって取り組んでいこうとするものです。
花山地区の人口は約1,100人。昭和30年代のダム建設に伴い人口減少が加速。現在は、高齢化率47%超のいわゆる過疎地域です。
地域に若者が減り、高齢の一人暮らし世帯の増加、通院等の足の確保や、買い物弱者等の発生など、住み慣れた地域で暮らし続けることへの不安を持つお年寄りが増えてきました。
豊かな自然と共存する中で、この地で育まれてきた文化や風土を次代の子どもたちにつないでいきたい。そんな地域の「思い」が持続する地域づくりに向けたプロジェクトというカタチに変わり、動き出しました。
現在の取組み概要
現在、お年寄りの方々の通院・生活用品等の買い物支援、児童の通学支援として、地域内デマンド対応型交通サービスを地域主体で取り組んでいます。
また、花山地区への移住を促す受け皿づくりの一環として、地域の空き家の家財等を持ち主らと一緒に整理し、賃貸物件に蘇らせる新プロジェクト「空き家片づけ隊」を展開しています。
今後も、地区内での買い物支援、冬場の除雪など、地域課題や困りごとの解消に向けて、地域の住民で支え合う仕組みづくりや、生活・活動・交流などの拠点となる場所づくりを目指した取り組みを地域の対話の中から考えていきます。
花山地区における移住・定住の取組み
花山地区においては、人口減少に比例し空き家も増加傾向にあります。
しかし、考え方を少し変えれば、この空き家も新たな移住希望者を受け入れる地域資源になるのではないか。そんな思いから、小さな拠点プロジェクトの新たな取組みとして、空き家の利活用に向けた実態調査を行っています。
この実態調査の結果を踏まえつつ、市が開設する空き家バンク制度と連動した花山地区オリジナルの仕組みづくりを進めていこうと考えています。
また、花山地区には移住体験住宅があります。田舎暮らしをお考えの方は、市の移住体験事業を活用していただき、ぜひ一度、花山の風土や生活を体験してみてください。
- 栗原市移住生活体験事業(外部サイトにリンクします)
花山地区の各種プロジェクトの活動内容については、次の関連ファイルをダウンロードの上、ご覧ください。
また、活動に関するお問い合わせは、一般社団法人はなやまネットワーク事務局にご連絡ください。
電話番号:0228-43-5111
メールアドレス:furusato●piano.ocn.ne.jp(●は@に置き換えてください)
関連ファイル
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