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どんなジオパーク?

ジオパークの見どころ紹介

荒砥沢地すべり

平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震で発生した多数の山地災害。
何度も発生してきた河川の氾濫や冷害。
たくさんの自然災害と向きあい、知恵をあわせ、工夫を繰り返してきた先人たちのいとなみが、この地域に豊かさと多様な文化を育んできました。

栗駒山

栗駒山麓ジオパークでは、この経験を未来へ伝えるため、栗駒山麓の地形・景観を教育、学術研究、観光、防災などに活用し、持続可能な地域づくりを目指しています。

自然災害を生み出している地球の活動、その地球の活動が生み出した豊穣の大地と、その上に文化や営みを創りあげてきた人びとの共生の物語が、このジオパークのテーマなのです。

栗駒山麓ジオパークの地球史

栗原の田園風景

栗駒山麓ジオパークをつくっている大地は、かつて海の底にありました。
今も続いている地球の活動によって大地が隆起し、栗駒山に火山活動をおこして、現在のような風景になりました。

この大地の歴史が、平野部で盛んな稲作や、丘陵・段丘部でかつて栄えた鉱山と、山腹・山麓部ではじまったイワナの養殖。そして、2度の大地震による災害や、何度も発生してきた水害をもたらしてきました。