組織の概要
更新日:2019年6月26日
栗駒山麓ジオパーク推進協議会
2013年(平成25年)7月7日、市内外36の団体で構成する栗駒山麓ジオパーク推進協議会を設立し、官民一体となったジオパーク推進事業が本格始動しました。
関係団体との連携を図りながら、ガイドする人材の育成、パンフレットやポスター、ガイドマップの作成など、ジオパークを理解してもらうための広報・宣伝活動、ジオパークの魅力を体感してもらうジオツアーや小・中学校などへのジオパーク学習活動を展開します。
この推進協議会にはジオパーク推進の実質的な決定機関となる運営委員会の設置のほか、4つの専門部会を設け、具体的なジオパーク推進事業を協議しています。
専門部会
各専門部会を年6回程度開催し、栗駒山麓ジオパークにおける具体的な事業の検討と推進を行います。
防災・教育部会
- 小・中学校、高校、大学を対象に、地域の自然環境への理解を深め、栗原の自然災害の記憶と経験を後世に伝えるジオパーク学習を行います。
- 教育委員会をはじめとした関係団体と連携、ジオパーク学習の充実を図ります。
- ジオパーク研修や出前講座によるジオパークを活用した学習活動を実施します。
- 震災の記憶と経験を後世に伝えるジオ読本「歴史・文化編」を検討します。
- 栗駒山麓ジオパークに関する学術研究等の奨励を進めます。
- ジオパーク学習交流会を開催し、参加者同士の交流を図りながら、栗駒山麓ジオパーク学習の取り組み成果を市内外に発信します。
観光・ツーリズム部会
- 新たな観光・ツーリズムの在り方をジオの視点で確立し、観光・ジオツーリズムによる地域活性化・産業形成の仕組みづくりを検討します。
- 観光関連団体との連携による観光・ジオツアーの開発・運営を図ります。
- 栗駒山麓ジオパーク特産商品「栗駒山麓のめぐみ」の販売促進などを推進し、ジオパークに関する商品や食などの開発を行います。併せて第2回の募集を行います。
ガイド部会
- より自主的なガイド活動を図るため、ジオガイド団体の立ち上げ、運営にむけた研究・検討を行います。
- ジオガイドの技術の維持・向上を目的とした講座を開催し、人材育成、資質向上を図ります。また、より質の高いサービスを提供できるガイドを養成する講座の検討を行います。
- ジオガイドの質の維持・向上を図るため、検定制度をはじめとしたジオガイドの認定・登録システムの再検討を進めます。
- ガイド活動にあたり、適切な情報交換・共有・交流を行っていくために、定例会を定期的に開催します。
- ジオガイドとしての知識や技術の向上のため、様々な研修に参加して学びます。
保護・保全部会
- ジオサイトの保護・保全の基本方針の検討を行います。
- 現在指定されているジオサイトを整理・再評価をします。
- ジオサイトについて、他部会・他団体とも連携し保護・保全に係る普及啓発を図り、保護・保全活動を実施します。
- 新たなジオサイト候補の調査を行います。