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会席料理丸勝

更新日:2021年3月16日

【地元食文化のコンシェルジュ】
会席料理丸勝
阿部朗さん
阿部裕美さん
江口志麻さん

こんな方におススメ

  • 栗原の食に興味がある方
  • 栗原の歴史を聞きたい方

30年以上前から「地産地消」をコンセプトに栗原市一迫地区で栗原の食材を提供している「会席料理『丸勝』」を経営。初めから地産地消は周囲から「海のものが食べたい」と言われる等、好評とは言えなかったとのこと。今回はご一家で地産地消を定着させるまでの経緯や、栗原暮らしの良さについて伺いました。

Q1.地産地消で料理を始めようと思ったきっかけを教えてください

裕美さん(女将):地元の食材を幅広く、それこそ全国の皆さまにお伝えしたいという気持ちで始めました。きっかけはたくさんあるんですけれども、やはり食材を地元の人たち、多方面のお客様方に教えたいなというところから、生産者の方がせっかく作ったものは全部消費できるような方法に持っていきたいなというのが料理長(阿部朗氏)の考えで始まりました。食材を無駄にしないで多くの人に地産地消を広めようと思いました。地元の食材にはこんなにいいものがあるんだよと広めることが私たちの役目。お料理になったものをお客様に提供して、「これはどこで買えるんですか?」、「これは誰が作っているんですか?」と質問されるんです。それに答えながら、「じゃあそこのお店に行けば買えるのね」と言って。そうすると商品がいっぱい回るんですよね。それを目指しています。地元にはこういう美味しいものがあって身体に良いんだよって伝えていったのがきっかけですかね。色々あるんですけど。10年前に娘(志麻さん)が修行先から帰って来て、そこからより本腰を入れて地産地消を始めてお料理も会席にしていったという感じです。お膳はほぼほぼ会席料理になっています。自分たちが思っていることが叶ってるなというところに今やっと達しています。外から来た人だけでなく、地元の人も最近は高齢化になったこともあり、「昔はこういう料理作ったんだけど、今は年取って家族も少ないから作んないわ。懐かしいー」といって喜んで食べてくれています。むしろ地元の人の方が反応が良いこともあります。

志麻さん(店長):元々は仙台の旅館で4年半修行をしたんですけど、やっぱり地元にいると地元の良さには気づかないことが多くて。仙台に行って、栗原の空気が良いっていうのが一番。あと、周りの人があったかいということと素材が美味しいっていうところで、栗原に戻って料理の仕事がしたいと思いました。両親で地産地消をやっていたこともあって、私も手作りの料理で地元の物を使った料理を出しているというその気持ちに私も理解する部分があって。同じように今はやっておりますね。



Q2.栗原で好きな場所はありますか?

裕美さん(女将):やっぱり一迫だったらあやめ園、ゆり園ですね。個人的には伊豆沼周辺が好きです!なぜかと言うと孫の子守りのコースになっているんです(笑)季節問わず好きですけど、冬に行くと楽しいですね。孫が野鳥に餌をあげるの好きで!結構来ている人多いですよね、餌あげに。だからやっぱり皆おんなじこと皆してるんだ!って(笑)皆孫の子守りをしている(笑)

志麻さん(店長):一迫の5つある水車と不動の滝が好きです!冬に禊する場所で冬は寒いんですけど、夏はとても涼しくて!苔も生えていて、いい場所です。帰って来てから知りました!


朗さん(料理長):一迫川かな。昔は学校の授業で川を泳いでいたし、カジカも取れた。

Q3.栗原の「もっとこうだったらいいのになぁ」と感じることはありますか?

裕美さん(女将):嫁に来た時はアクセスがなーと思っていましたけど、今は何も不自由していないですね。むしろ凄い住みやすい!住めば都ってこのことだなぁと。住めば都になるところだから良いんですよ!住めば都にならないところもあるので、日本全国!実家の山元町よりも実家!実家よりも実家です(笑)住みやすいと思いますよ、栗原は!四季折々だし。栗駒山もね、うちの店の駐車場からすっかり見えるんですよ!バッチリです!

志麻さん(店長):お年寄りが多くて若者が少ないので、そこの部分ですかね。若い方の移住というのは難しいんでしょうけど、同年代の方がいるともっと活気づくかなと思いますね。子どもが本当に少なくて、うちの息子の下の代から幼稚園が一クラスしか無くて。一迫の。20人とか。うちの息子の年代は40人いるんですけど、半分ですね。心配になります。若い人も移住はウェルカムという感じですね(笑)

朗さん(料理長):特にないけど・・・強いて言うなら移動距離にかかる時間かな。でも密になることはないし、その一人の時間が寛げて良いという人もいるし。捉え方だよね。

Q4.今後の抱負を教えてください。

朗さん(料理長):栗原に食文化を残していくことですね。作り手の思いを伝えることも地産地消。地元の良さをこれからも伝えていきたいですね。

Q5.最後に移住希望者に向けてメッセージをお願い致します。

朗さん(料理長):食べるものに困るところではない!毎日の生活の中に食育になる環境が栗原にはあるから、ぜひ。



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