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工藤修二・工藤幸子ご夫妻

更新日:2020年12月9日

【猫と暮らす陶芸家コンシェルジュ】
工藤修二(くどうしゅうじ)さん
工藤幸子(くどうこうこ)さん

こんな人におススメ

  • 里山に暮らしたい方
  • 陶芸に興味がある方

1990年に陶芸の修行をしていた岩手から花山に移住してきた工藤修二さんと結婚を機に移住してきた幸子さん。花山暮らしを満喫しているお二人から、移住したきっかけや花山の魅力についてお伺いしました。

Q1.栗原で陶芸を始めようと思ったきっかけを教えてください

修二さん:1990年に岩手から移住してきました。岩手で修行している間、花山によく遊びに来ていました。温泉もありましたし、渓流釣りなどしている間に、花山が気に入ったので、場所さえあればここで陶芸がしたいなと思ったのが移住のきっかけでした。カミさんとは、展示会を通して知り合いました。展示会を見に来てくれてたんです。

幸子さん:栗原に来る前は、栗原に移住することに対してあまり深く考えていませんでした。夫と結婚するということで、ここに窯があるからここで暮らすということが前提になりますよね。後は来てから近所の人との付き合い方を教わりながら暮らし始めました。他の場所との付き合い方とは違い、良い意味で密度が高くなります。特に私たちが来た頃はもっと凄く密だったと思いますね。実際私が結婚する前からうちの夫の窯焚きの手伝いは全部ここの地区の男の人たちが入れ替わり立ち替わり手伝いに来ていた状態だったので、そのくらい窯そのものも近所の人たちに支えられながらきました。その中で自分にできることを最大限にやっていこうかなという感じで移住してきました。


Q2.栗原で好きな場所はありますか。

修二さん:花山が好きだね。ここは山形県も岩手県も秋田県も近いから、休みの日にどこか行こうとなるとここから気軽に秋田県に行ったりとか、それもかえって移住者の人にはいいのかもしれないね。

幸子さん:そうだね、話の中には必ず出ます。基点としては凄くベストだって。岩手、秋田、山形、全部一時間以内で行けるって。私は石巻に居た頃もあり、県を跨いで遊ぶという感覚が無かったので(笑)それが物凄く簡単に出来るのは良いですよね。花山に興味のある人には必ず話します。新幹線までも40分でしょ?花山はくりこま高原駅から一番遠いけど、それでも40分だし。県を跨いで遊ぶというのは、東北の多様性を感じられるということだと思います。山形も岩手も秋田もそれぞれ文化が違いますから。それがまた面白いんですよ。そして、私たちは毎日の生活がリゾート地にいるようなものなので(笑)「どこが好きですか?」って聞かれたら「ここ(自宅)!」って(笑)カッコ良過ぎるかな??(笑)四半世紀居ても飽きない!花山湖も春夏秋冬全部景色が違って、それを自宅で楽しめてます!

Q3.栗原の「もっとこうだったらいいのになぁ」を感じることはありますか?

修二さん:病院かな・・・?花山には診療所はありますが、診療する日が少ないですね。

 幸子さん:そうなるかな。去年までは毎日診療所はやっていたんですけど、お医者さんが近くの病院と掛け持ちになっちゃったので。花山では医療関係はちょっと厳しいですよね。何かあれば栗原中央病院や大崎市民病院とか紹介はしてもらえるけどね。

 修二さん:買い物は家では生協を利用しています。

 幸子さん:うん、我が家の場合は、特にコロナが流行ってからは8割方ネットと生協です。移住のことで相談に来るので一番聞かれるのは「買い物はどうしているんですか?」だね。特に奥さんは心配するんだけど。宅急便が雨でも雪でも届けに来てくれるので不便は感じない。でも私はもともとショッピングに行くことがそんなに好きじゃないから不便に感じません。ただ、今は六日町通り商店街などは、マニアックなお店も増えているから栗原市は楽しいですね。買い物欲を満たしたければ仙台まで近いので仙台などに行けばいいと思います。

Q4.今後の抱負を聞かせてください。

修二さん:新しい焼き物の技法を学び違うものにも挑戦したい。生活スタイルも変わっているからそれも勉強して、それに合わせてもっと新しいものを作るヒントにしたい。

幸子さん:今後コロナで予測が立たないから、今年に入ってから私たちのイベントも中止になっちゃって。だから今までのような陶芸展とか販売方法が変わる状況で、夫の作ったものをどう手渡しするか考えていきたいです。

Q5. 最後に移住希望者に向けてメッセージをお願いします。

修二さん:とにかく溶け込むということですかね。地域の人に顔を覚えてもらうとかね。少なくとも自分の住んでいる地区の行事とかには顔を出す、やっぱり新しく来た人にはどんな人なんだろうと警戒するからね。

幸子さん:ある意味警戒でもあり、興味を持ってもらっているということなの。警戒されていると捉えずに、興味を持ってもらえてるって考えて、こちらから近付けば!移住してきた側がそれを重く感じていたら、地方移住は無理だよね。「ああ興味持たれてる!嬉しい!」ぐらいじゃないと。新年会とか地区ごとに未だにやっているのは凄いと思うんだよね。その年に一度の新年会に行くか行かないかだけでも存在って違ってくるんじゃないかってぐらい価値のある行事です。花山は本当に素敵な場所ですよ。

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