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トップページ > 栗原ではたらく(企業紹介) > 【志ごとびとインタビュー】有限会社ゑびす 代表取締役 佐藤勝郎さん

【志ごとびとインタビュー】有限会社ゑびす 代表取締役 佐藤勝郎さん

更新日:2019年4月22日

有限会社ゑびす

志びとインタビュー

有限会社ゑびす。

地元栗原を愛し、栗原の飲食店を支える会社でもあるゑびす。
社員を想う社長、社長を想う職員たち。
そんなゑびす社長、佐藤勝郎さんにお話を聞いてみました。

脱サラからの起業。1997年5月『ゑびす』を創業

高校卒業したころから漠然と起業したいと思っていたんだけど、はじめは10年ほどサラリーマンとして働いていたわけ。俺がサラリーマン時代は、バブル絶頂期で、居酒屋さんが繁盛する始まりだった。まちにそういう居酒屋さんがあって、毎日わんわんお客さんが入っていて、そんな雰囲気が好きで居酒屋に通ってた。とにかくお客さんが喜んで騒いでいるんだよね。お店で働いている人たちも、楽しそうに働いている。こういう商売ってすごいなって。俺もこういう商売をやろうって。

それで、28歳になるちょっと前に仕事を辞めて約9年、飲食業の世界に入って学んで、1997年5月3日に『ゑびす』を創業したわけ。

「地元志向」の食材。地産地消の先駆け。目指したのは「家族で来れる居酒屋さん。」

ゑびすを始めたときは市内では後発だったんだけど、こだわったのは、居酒屋さんってお酒を飲むのが主体だけど、俺が目指したのは「家族で来れる居酒屋さん。」それが逆に地元の人たちに受け入れられた。
昔からずっと地元志向でやってきたのね。食材でもなんでもすべて。もともと農家の人たちとのつながりが多くて、ゑびす創業時から食材は地元のものを使おうって考えてて、今で言う「地産地消」の先駆けだったと思う。自分が肉屋(ダイチ)を始めるきっかけというのも、そんな食材つながりから始まっているしね。

    

基本的に社員志向の強い経営者。だからどんどん仕事を任せていくタイプ。

サービス業の労務環境整備って、遅れているんです。でも、今の時代はそうはいかない。
だから、今、会社として労務環境を整えています。この前、男性社員に初めて育児休暇を取らせたんだけど、そういうところを、どんどん整備していこうと思ってます。それを目指さないと、働く人も来ないからね。
俺は、基本的に社員意向が強い経営者なので、どんどん仕事を任せていくタイプ。だから、『ダイチ』も今じゃ俺がいなくても会社は回っているし、『満てん』ももちろん指示出したり会議したりしてますけど、ある程度現場は任せてます。

俺の中で、「最低3人の社長をつくる。」

飲食部門の幹部たちはほとんどが30代。この若い人たちが今後どうこの会社を利用して自分たちの生活をつくっていくかっていうことが重要。その道筋を一緒に考えながら、経営に参画させていくっていうのが俺の考えだね。俺の中で「最低3人の社長をつくる」という目標がある。
今も会社を3つ経営しているわけだから、そのすべての社長を譲っていければと思っている。自分が興した事業で、この先、生活していける過程をしっかりつくって渡していければいいかなって。そういうロマンがある。

  

女性がやりがいを感じる職場にしていきたい。

ダイチは今、女性社員が多く、小さい子どもを抱えている社員もいたりするんだけど、そんな女性社員がやりがいを感じる職場にしていきたいと提案している。そういう会社でありたい。
パート社員もいるけど、会社の大事な会議にはパートさんも出席してもらったり、オープンな会社なんです。幹部社員になった女性がいるんだけど、最初はパート採用だったんですよ。それから社員になって、課長に昇進して、この4月から部長に!うちの経営幹部ですよ。
うちの会社の女性社員は子どもを産んでもみんな戻ってくるんだよ。今、昼の営業スタッフは、もともとは若い頃から働いていて、一旦結婚を機に職を離れてまた戻ってきたスタッフが4人くらいいる。これは栗原の子育てに手厚い政策がそういうところを押し上げているんだと思う。これは栗原市外の人は羨ましがっているよね。栗原っていいなってすごく言われるもんね。

もともと住んでいる人たち自身が頑張っていかないと、「まち」は衰退してしまう。

『満てん』のお昼の営業を始めたのも当時、栗原の10年後を想像した時に、夜だけでは2つのお店を経営していけなくなるって、なんとなく感じたから。10年後の高齢化の現実が見えてきたころだったから。
栗原もこれからの人口動向が不安な中で、これから移住してくる人たちが新しい力や、アイディアなんかを吹き込んでくれるんじゃないかなと期待してます。
そこは大切にしていった方がいい。移住してきた人って生きる力が強いんだよね。地元の人はぼんやりしているけど、移住してきた人は色々考えているじゃないですか。
地元にどっぷり浸かっているとぼんやりするけど、移住してくる人はまずここにくる勇気がすごい。そういう生きる力がすごく強くて、すごく感心もするし、勇気やエネルギーをいっぱいもらうね。
でも移住してくる人たちだけでなく、もともとこのまちに住んでいる人たちが頑張っていかないと「まち」って維持できないし、衰退してしまうと思うんだよね。
大企業がいっぱい立地するのは素晴らしいことだと思うだけど、大企業はいつまでいてくれるか保証はないもんね。だからこそ、地元の部分の事業をやっている人だったり、住んでいる人たち自身がもっともっと活性化していかないとね。

会社概要

会社名

ゑびすグループ本部

郵便番号:987-2252 宮城県栗原市築館薬師4丁目10-16

電話番号:0228-22-6030  ファクス:0228-23-2470

http://www.ebisu-gp.co.jp/gaiyou/

創業


1997年(平成9年)5月3日

設立


2005年(平成17年)6月1日

店舗

【ご馳走ダイニング満てん】

郵便番号:987-2252 宮城県栗原市築館薬師4丁目10-16

営業時間:午前11時から午後2時、午後5時から午後11時

定休日:不定休

【ゑびす築館漁港】

郵便番号:987-2252 宮城県栗原市築館薬師4丁目7-26

営業時間:午後5時から午前0時

定休日:不定休

【焼肉牛粋】

郵便番号:989-6221 宮城県大崎市古川大宮1丁目1-3

営業時間:午前11時から午後2時30分、午後5時から午後10時30分

定休日:第2火曜日、第4火曜日

【ぶたと和いん】

郵便番号:980-0803 宮城県仙台市青葉区国分町2丁目8-15
デュプレックス仙台1階

営業時間:午後5時30分から翌午前2時

定休日:無休

事業内容


飲食事業 居酒屋、和食ダイニング、食堂、レストラン

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