PA連携(消防車の救急支援活動)について
更新日:2018年7月26日
PA(ピーエー)連携について
栗原市消防本部では、早期に傷病者に対する適切な救急活動を行うため、救急現場に自動体外式除細動器(AED)などの応急処置用の資機材を積載した消防隊が出場し、救急隊と連携して救急・救護活動や人命救助活動などを行っています。
PA(ピーエー)連携とは、救急現場において消防隊と救急隊が連携して救急・救護活動などを行うことの総称です。消防ポンプ車(Pumper)と救急車(Ambulance)の双方の頭文字から「PA」と名前をつけたものです。
消防車がPA連携で出場する場合
- すべての救急車が出場中で、救急車が直ちに出場が出来ない場合。(消防隊による早期の応急処置が必要な時)
- 傷病者が心肺停止状態(疑いを含む)にあり、最寄りの救急車が出場中の場合。
- 高速道路及び交通量が多い主要幹線道や交差点で事故等が発生し、傷病者や救急隊員の安全を確保する必要がある時。
- 階段や通路など狭い場所や建物の上層階などで救急事案が発生し、傷病者の迅速な搬出が困難な時。
「救急車を呼んだのに消防車が来た。」と驚かれるかもしれませんが、消防車には救急資格を持った隊員が乗っています。救急車が到着するまでの間、消防隊員が応急処置をいたしますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。