農山漁村振興交付金(山村活性化対策)の事業評価について
更新日:2024年8月30日
農山漁村振興交付金(山村活性化対策)とは
山村振興法に基づき指定された振興山村地域を対象とし、山村の活性化を図るため、次に示すような山村の特色ある地域資源の活用等を通じた所得・雇用の増大を図る取組を支援する農林水産省所管の国費事業です。
- 地場の農林水産物やその加工品など山村の魅力ある地域資源の賦存状況利用形態等の調査
- 地域資源を地域ぐるみで活用するための合意形成、組織づくり、技術研修などの人材育成
- 特色ある地域資源の消費拡大、販売促進、付加価値の向上等を図る取組の試行実践
当市においては、旧文字村、旧花山村が振興山村地域に指定されています。
【参考】農林水産省のウェブサイト「山村への支援施策(予算、融資)」(外部サイトにリンクします)
市内における交付金を活用した取組
文字地区コミュニティ推進協議会
苔、行者にんにく、藍染、原木キノコ類といった栗駒文字地区の地域資源の消費拡大や販売促進、高付加価値化に取組み、これらの生産者の所得向上や移住定住を含む担い手確保を目指しています。
事業実施期間は2021年度(令和3年度)から2023年度(令和5年度)までの3年間です。
令和3年度の主な取組
- 各地域資源の先進・成功事例を視察し、市況や今後の見通し、後発で展開するリスクチェックを実施
- 地域内の放棄地の実態調査を実施し、選定エリアにおいて将来的な生産量の拡大に向けた試験栽培を開始
- 市場調査による各地域資源の訴求ポイント分析結果をもとに、既存商品のブラッシュアップ及び新商品開発に向けた取組みに着手
令和4年度の主な取組
- 基盤となる地域資源の生産量を拡大し、持続可能な生産体制を確立するため、耕作面積の拡張を実施
- 高付加価値化を目的として、民間企業と連携、既存商品のブラッシュアップ及び新商品2点を開発し、地域ブランド化を推進
- 担い手、後継者不足の解決のため、若い人材を取込み、地域人材の発掘や移住定住に対する取組みを展開
令和5年度の主な取組
- 地域資源の付加価値向上を図るため、展示商談会における試作品の需要調査を実施
- 高付加価値化を目的として、民間企業と連携、既存商品のブラッシュアップ及び新商品7点を開発し、地域ブランド化を推進
- 担い手、後継者不足の解決のため、ワークショップの開催及び人材育成のサポートを実施
事業実施評価報告書の公表
農山漁村振興交付金(山村活性化対策)実施要領の第9の1の(1)の規定に基づき、令和3年度、及び令和4年度に実施された事業について、評価を行ったので、その結果を公表します。
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