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源光遺跡

更新日:2021年7月30日

現地説明会の様子(竪穴建物跡)
2021年7月10日現地説明会の様子(竪穴建物跡)


源光遺跡は、2002年(平成14年)に国道4号築館バイパス建設に際して発見されました。遺跡発見以降、バイパスに取り付く都市計画道路一迫南線の整備事業や、周辺での宅地造成、住宅建設などに伴って行われた発掘調査・確認調査の結果、遺跡の範囲が当初よりも西側へ延びることが判明しました。これまでの調査により、縄文時代、古墳時代、古代(奈良、平安時代)、中世、近世の遺構や遺物が確認されています。

源光遺跡の北側約3キロメートルには、767年(神護景雲元年)に創建された伊治城が所在します。また、源光遺跡の周辺では、東北自動車道や国道4号築館バイパス建設などの工事に伴い、下萩沢遺跡や原田遺跡、木戸遺跡、佐内屋敷遺跡、御駒堂遺跡などで発掘調査が行われており、奈良、平安時代の集落が多数調査されています。


  • 現地説明会の様子(掘立柱建物跡)

    掘立柱建物跡

  • 出土した遺物

    出土遺物

都市計画道路一迫南線の整備に伴う遺跡調査は、下萩沢遺跡の隣接地において2007年(平成19年)に行われた確認調査に始まり、その後2010年(平成22年)より工事計画に合わせて、下萩沢遺跡や源光遺跡の発掘調査を実施してきました。2021年(令和3年)の調査では、8世紀中ごろから9世紀前葉ころの竪穴建物跡4軒、掘立柱建物跡11棟が確認されました。竪穴建物跡のうち2軒は1辺8から10メートルの大型のもので、火災で焼失しています。壁の崩落を防ぐ板材が炭化して残っており、宮城県内では初めての確認例となります。2021年(令和3年)7月10日(土曜日)に発掘調査の現地説明会を開催し、52人の参加がありました。現地説明会の資料は関連ファイルよりダウンロードできます。

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郵便番号:989-5171
住所:宮城県栗原市金成沢辺町沖200番地
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窓口の場所:金成庁舎2階

直通番号:0228-42-3515
ファクス番号:0228-42-3518

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