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花山のアズマシャクナゲ自生北限地帯

更新日:2019年2月26日

  • 花山のアズマシャクナゲ自生北限地帯
  • 花山のアズマシャクナゲ自生北限地帯

アズマシャクナゲは、本州の山地の特産で、北は本県の北部から南は静岡県の天城山まで分布します。東日本では、俗にシャクナゲと言われ、花冠の五つに裂けた美しい紅色の花が咲きます。
標高475メートルの御嶽山の西側斜面約6ヘクタール、および東南山麓の約1.2ヘクタールに大群落を形成し、4月下旬から5月上旬にかけて開花します。本種自生の北限地帯にあり、学術的価値が高いことから国の天然記念物に指定されています。

また、花山地区の名のおこりは、このアズマシャクナゲに由来するという説が古くから伝えられており、「御嶽山を中心として花山沢、砥沢、岩ノ目沢、伊豆根沢一帯に繁茂するシャクナゲは、卯月の初め、紅に彩られ、見る人を酔わしめる。その花びらが各沢を紅に染めて流れ、旅人を驚かせた」と、こうして花山の名が生まれたとも言われています。

郷土の詩人白鳥省吾も、「花山のゆく春の夢   石楠花(しゃくなげ)はうす紅   若く谷川に散る山桜、鶯もほのぼのと鳴く」と現地で即吟しています。


  • 指定/種別:国指定/記念物(天然記念物)
  • 指定年月日:1961年(昭和36年)11月14日
  • 所有・管理:栗原市
  • 所在地:栗原市花山字本沢虚空蔵

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郵便番号:989-5171
住所:宮城県栗原市金成沢辺町沖200番地
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窓口の場所:金成庁舎2階

直通番号:0228-42-3515
ファクス番号:0228-42-3518

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