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薬師堂(瑠璃殿)・姥杉

更新日:2018年7月18日

薬師堂(瑠璃殿)

薬師堂(瑠璃殿)

雙林寺境内にある薬師堂は瑠璃殿とよばれ、市民からは「お薬師様」「杉薬師様」と親しまれてきました。
天平宝字元年(757年)に孝謙天皇の勅命で開創されたといわれ、その後、天台宗の伽藍(がらん)48坊を構える医王山興福寺となりました。その後、度重なる火災で一堂を残すだけになりましたが、天正19年(1591年)に再建されて「雙林寺」と改称、宗派も曹洞宗になりました。
現在の建物は蛙股造り方八間の堂で、釘を一本も使わず、くさびでしめている寛政初年(1791から1798年)の建築とみられます。石越村(現在の宮城県登米市石越町)の大工・菅原卯八師の建造といわれています。

  • 種別:栗原市指定有形文化財 昭和39年8月24日指定 注:指定時は築館町指定
  • 所有:雙林寺 電話番号:0228-22-5028
  • 交通アクセス
    • JR東日本くりこま高原駅から自動車で約15分
    • 東日本急行築館駅下車徒歩約5分
    • 東北自動車道築館インターチェンジから自動車で約5分

つきだて薬師まつりの「御礼の情景(儀式)」

つきだて薬師まつりのハイライトシーン

薬師堂では、毎年11月3日文化の日に開催される「つきだて薬師まつり」の「藤原一族薬師まいり」のハイライト「御礼の情景(儀式)」が行われます。
つきだて薬師まつりは、栗原市に伝わる物語「しづはた姫物語」に縁のあるお祭。奥州藤原氏の環姫(幼名:しづはた姫、後の北の方)が平泉に向かう途中で病に倒れ、栗原市築館の杉薬師如来に祈願したところ、たちどころに快癒やし、その御礼に平泉から藤原一族が杉薬師にやって来る様子をパレードで再現しています。

雙林寺の貴重な文化財

木造薬師如来坐像(重要文化財)

薬師瑠璃殿の本尊で「薬師瑠璃光如来坐像」といいます。全体を1本のケヤキ材から丸彫りにつくり上げたもので、東北地方に現存する仏像では最古の一つといわれています。大正9年8月16日指定。

木造増長天立像・木造持国天立像(重要文化財)

薬師如来坐像を納めた厨子の左右に立っている木造持国天立像の四天王のうちの2体。素地に彩色したケヤキ材の一木彫で下に踏んでいる邪鬼も一緒に彫り出している。大正9年8月16日指定。

銅造阿弥陀如来立像(宮城県指定有形文化財)

善光寺阿弥陀如来といわれる型で造られている銅像。容姿端正、温顔微笑を湛えているところに特徴がある。鎌倉時代後期の作。昭和37年6月28日指定。

木造地蔵菩薩立像(宮城県指定有形文化財)

杉薬師雙林寺では、延命地蔵尊と名付けられています。手で抱いて祭礼に練り歩いたとういうせいか光沢があり、衣の襞(ひだ)や顔などは磨滅していて、地方の身近な信仰が感じられます。昭和36年4月1日指定。

文化財収蔵庫

  • 開帳日:5月8日、9日
  • 観覧料金:大人300円、団体50人以上の大人200円、高校生100円、小学生・中学生50円
    注:開帳日以外の観覧について、団体の場合は相談に応じます。

問い合わせ先
雙林寺 電話番号:0228-22-5028

姥杉(うばすぎ)

姥杉 しめ縄の奉納

宮城県指定天然記念物の姥杉は、雙林寺境内の東端にあり、高さ34メートル、目通りの周囲10メートルの巨木です。樹齢は1200年を越えるといわれ、「薬師の姥杉」とよばれ市民から親しまれています。
現在は途絶えていますが、年末の「しめ縄奉納祭」では、青年たちがこの巨木に飾る太いしめ縄を担いで街中を練り歩き、地域の安奉と発展を祈願して姥杉にしめ縄を奉納していました。昭和30年3月25日指定。

周辺案内図

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このページに関する問い合わせ先

教育委員会 教育部文化財保護課

郵便番号:989-5171
住所:宮城県栗原市金成沢辺町沖200番地
地図を見る
窓口の場所:金成庁舎2階

直通番号:0228-42-3515
ファクス番号:0228-42-3518

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