妙教寺山門
更新日:2019年2月26日
一迫柳目にある妙教寺は、1287年(弘安10年)に開山されました。妙教寺の山門は、本堂の南側にあり、県の有形文化財に指定されています。
門柱の前後に控柱を2本ずつ、左右合わせて4本立てた四脚門の形式をしており、桁行は3.09メートル、梁間は1.54メートルあります。
意匠的には前後対称的となっており、屋根は銅板葺の切妻造、素木造で虹梁、大瓶束、蟇股、木鼻等の各所に珍しい手法が見られます。
江戸前期から中期頃にかけての彫刻様式の特徴が見受けられますが、寺伝によると1394年(応永元年)頃の室町時代の建立とも伝えられており、市内に現存する山門のなかでも年代が古く貴重なものです。
1957年(昭和32年)に突風によって半壊しましたが、翌年には修復工事が行われており、今でも建立当時の姿を見ることができます。
- 指定/種別:県指定/有形文化財(建造物)
- 指定年月日:1986年(昭和61年)5月13日
- 所有・管理:妙教寺
- 所在地:栗原市一迫柳目字高畑2
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