日枝神社
更新日:2019年2月26日
拝殿
本殿
金成中町に746年(天平18年)4月甲申日勧請と伝えられる日枝神社があります。
本殿は、角柱で桁行3.6メートル・梁間1.8メートル、屋根は、入母屋造銅板葺。正面中央の間に桟唐戸を吊り、前面に向拝・浜床を設けています。蟇股、虹梁や頭貫の木鼻、大面取の角柱、桟唐戸や長押に用いられた彫刻や飾金具の意匠などに、地方色ながら桃山時代の特徴があり、その手法からみて、建築年代は、江戸時代前期を下らないものとみられます。
千鳥破風
拝殿は、丸柱で桁行5.4メートル・梁間3.6メートル、屋根は、入母屋造銅板葺。正面に千鳥破風の向拝を付け、3面に高欄付き縁をめぐらしています。
内部の格天井には、草花、鳥獣の絵が描かれています。建築年代は、江戸時代後期のものとみられ、滋賀県の日吉神社本殿の形式に代表される日吉造りという特殊な神社様式を今に伝えています。
- 指定/種別:県指定/有形文化財(建造物)
- 指定年月日:1985年(昭和60年)5月24日
- 所有・管理:日枝神社
- 所在地:栗原市金成中町27
周辺案内図
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