9月は「自殺予防週間」、3月は「自殺対策強化月間」です
更新日:2025年8月28日
自殺は、その多くが「追い込まれた末の死」といわれています。
こころの健康上の課題だけではなく、過労や生活困窮、育児や介護疲れ、いじめ、孤立など様々な背景があることが知られており、決して特別な人たちの問題ではなく、誰にでも起こりうるものです。
自殺の多くは、防ぐことができる社会的な問題といわれています。
「誰も自殺に追い込まれることのない栗原」の実現を目指して、一人ひとりができることから始めましょう。
9月10日から9月16日は自殺予防週間です
国では、毎年9月10日の「世界自殺予防デー」から始まる1週間(9月10日から9月16日)を「自殺予防週間」と定めています。
国や県、市町村、関係機関が連携して、自殺防止に向けた啓発活動を推進しています。
3月は自殺対策強化月間です
3月は、進学や卒業、就職や転勤、転居など、生活環境が大きく変動する時期で、自殺者が増える傾向にあります。
自殺対策基本法では、3月を「自殺対策強化月間」と定め、自殺対策を総合的に推進することとしています。
国や県、市町村、関係機関が連携し、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指して、
自殺に対する誤解や偏見をなくし、自殺対策についての理解と関心を深めていただけるよう普及啓発等の取り組みをしています。
あなたが悩みを抱えていたら、身近な人の悩みに気づいたら
悩んだり、つらい時は、ひとりで抱え込まずに家族や友人、職場の人など身近な人に相談しましょう。
もし、身近な人には相談しづらい、相談できる人が周りにいないという時には、相談できる場所があります。
あなたの不安やつらい気持ちを話してみませんか。
また、身近な人の様子がいつもと違う時(眠れない、食欲がない、口数が少ないなど)、もしかしたら悩みを抱えているかもしれません。小さなサインに気づいたら、声をかけて、温かく寄り添いながら悩みに耳を傾けましょう。そして、専門家の相談などの支援につなぎましょう。
相談窓口について
栗原市いのちを守る総合対策事業 相談窓口啓発チラシ(PDF:2.3MB)
各種リーフレット
全国的に子どもや若者の自殺が長期休暇の前後に増加する傾向を踏まえて、市では市内の中学校・高等学校の生徒(1年生)や栗原市二十歳を祝う会の参列者にリーフレットを配布し、自殺防止の啓発や相談窓口の周知を行っています。
関連リンク
- 宮城県自死対策推進センター(外部サイトにリンクします)
- 厚生労働省ウェブサイト「生きづらさを感じている方々へ」(外部サイトにリンクします)
- 厚生労働省ウェブサイト「まもろうよこころ」(外部サイトにリンクします)
- 自死遺族支援弁護団 大切な人を自死(自殺)で亡くした方の法律相談(外部サイトにリンクします)