第3期栗原市食育推進計画
更新日:2018年8月2日
計画策定の趣旨
「食」は命の源であり、私達が健康な生活を送るうえで欠くことができないものです。
市では食育基本法(2005年(平成17年)7月施行)に基づき、第2期栗原市食育推進計画(以下「第2期計画」という。)の取組状況を踏まえながら、国の「第3次食育推進基本計画」及び「第3期宮城県食育推進プラン」を受け、健康で心豊かな活力あるくりはらの実現を基本理念に掲げ「第3期栗原市食育推進計画(2018年3月)」(以下「第3期計画」という。)を策定しました。
第3期計画では、第2期計画に引き続きこれまで以上に、市民一人一人が正しい知識を習得し、市民(個人・家庭)が主役の食育を、学校や職場、関係団体等がそれぞれの役割を担い、連携・協働し、栗原の食材で健全な食生活を実践することで、健康寿命の延伸につなげることを目指します。あわせて、共食で食事の挨拶や正しい箸の持ち方などのマナーを学び、望ましい食習慣の定着につなげることを目指します。
基本理念
健康で心豊かな活力あるくりはらの実現
基本目標
地域と健康をつくる「くりはらの食」
具体的な目標
- みんなで、いっしょに食べよう
- 市民一人一人が「食」を楽しみ、健全な食生活を実践する
- 食のネットワークを構築し、地域ぐるみで食育を推進する
- 「くりはらの食」を大切にしよう
- 栗原の自然や「食」に感謝し、地産地消を推進する
- 栗原の伝統的な食文化を大切に守り、伝承する
重点施策
食育の基本理念や基本目標を達成するため、重点施策については3つの項目を掲げ、具体的な取り組みを行います。食育の実践にあたっては、市民(個人・家庭)を基本にしながら様々な関係機関・団体が連携を図り、市民一人一人の望ましい食生活を支援し、健康寿命の延伸を目指します。
重点施策1:「食」をとおした健康づくりの推進
市民一人一人が健康の維持・増進や生活習慣病の予防につながる健全な食生活を送るために必要な知識を習得し、自ら実践できるよう食育を推進します。
- 「食」に関する知識の習得
- 健全な食生活の実践
- 健康状態の確認と健康づくりの推進
重点施策2:望ましい食習慣の定着
市民一人一人がおいしくて楽しい食生活の実現や、さまざまな体験をとおして「食」に対する感謝の気持ちを育成できるよう食育を推進します。
- 「共食」で食に関するマナーの向上
- 「食」に関する体験や技術の習得
- 食の選択力の習得
重点施策3:くりはらの食を地域ぐるみで伝承
市民一人一人が地域の郷土料理や地元食材など、くりはらの食文化に関する関心を高め、食文化の継承や地元食材の活用を推進します。
- 食文化を次世代へ伝える
- 地場産品の活用促進
- 多様な連携による情報共有
市民(個人・家庭)が主役の食育 ライフステージに応じた市民の取り組み
「食」は人の障害に関わる重要なもので、小さい頃からの経験の積み重ねに大きく左右されます。
誰とどんな風に、何をどのくらい食べるか、マナーなども含めた望ましい食改体験の積み重ねによって、生涯の健全な食生活へと結びついていきます。
そのため、食育は各世代に応じた推進が必要であることから、年代を6つの区分にし、それぞれの年代に応じて、個人・家庭の取り組みを中心に関係機関・団体等、みんなで支え合う食育を推進します。
- 乳幼児期(0歳から5歳まで):望ましい食習慣の基礎づくり
- 学童期(6歳から12歳まで):望ましい食習慣の定着
- 思春期(13歳から18歳まで):食の自立に向けた望ましい食習慣の実践
- 青年期(19歳から39歳まで):健全な食生活の実践
- 壮年期(40歳から64歳まで):健全な食生活の維持と健康管理
- 高齢期(65歳以上):個々の健康状態に合わせた豊かな食生活の実践
「第3期栗原市食育推進計画」の内容を見る
2018年(平成30年)3月に、第3期栗原市食育推進計画を発行しました。
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