18ページ geopark 栗原市の市外局番 0228 記号の説明 ダウンロードマークがついている様式などは、市ウェブサイトからダウンロードできます。 自然災害との共生と豊穣の大地の物語 栗駒山麓ジオパークだより 101 問い合わせ先  ジオパーク推進室  電話24-8836  ファクス45-5936 ジオパーク 市ウェブサイト ジオパーク Facebook ジオパーク LINE 栗原の資源を発見、伝え広める学術研究等奨励事業  栗駒山麓ジオパークでは、栗原の魅力をさらに深く、そして広く知ってもらうために、研究者と協力して地域資源の発掘と調査を行っています。その取り組みについて紹介します。 ●学術研究等奨励事業について  市内の栗駒山麓部には迫三川(はさまさんせん)が流れ、火山活動や川の作用によって多様な地形や地質が創られました。これらの自然環境の中で、独自の生態系や文化が成り立っています。  栗駒山麓ジオパークでは、この資源を生かした教育活動や観光事業に取り組んでいます。また、地域の新たな資源発掘と、学術的価値を生み出すことを目的に、エリア内で研究活動を行う研究者に対して研究費の助成を行っています。 ●身近な場所の謎を探る  栗原の身近な場所には、いつどのようにつくられたのか、私たちの生活にどのような影響を与えたのかなど、まだ解明されていない地形や地質が多くあります。  こうした謎を解明するため、研究者たちは日々丹念な調査と研究を行い、新しい発見や学術的価値を生み出しています。  例えば、平成20年岩手・宮城内陸地震では、荒砥沢ダムの上流部で大規模な地すべりが発生し、多くの研究者が現地で調査を行いました。  その結果、地すべり地周辺でかつて起こった火山噴火の時期が推定され、周辺地域の地質と比較することで、地すべり地をつくる地層や岩石の起源が少しずつ明らかになっています。 ●成果を生かした取り組み  栗原には、まだ解明されていない資源が多く眠っていますがこれまでの調査や研究で、新たな資源の価値が少しずつ明らかになってきました。  これらの研究成果は、報告会などで共有され、ビジターセンターでの展示、教育活動やジオガイドの解説などに活用されています。  今後も、研究活動の支援をしながら、調査・研究で得られた成果を分かりやすく伝える活動を実施していきます。 写真 ▲荒砥沢の地質試料の調査風景 ▲荒砥沢地すべり地内調査の様子 最新の研究成果報告会参加者募集  最新の研究成果を発表する報告会を開催します。  誰でも参加できます。ぜひ、お越しください。 ●日時 3月13日(木曜日)午後1時30分~3時30分 ●場所 市役所 ●内容  □荒砥沢周辺地域の地質について  □伊豆沼・内沼周辺の地形についてなど ●開催方法 オンライン、現地観覧  ※オンラインは事前申し込み制、現地観覧は自由参加です。   詳しくは、ウェブサイトで確認してください。 写真 ▲多くの関心を集めた前回の報告会 19ページ 市からのお知らせ 栗原市ウェブサイト URL https://www.kuriharacity.jp/ お知らせ 市長選挙・市議会議員一般選挙立候補予定者等説明会  市長選挙と市議会議員一般選挙の立候補予定者等説明会を開催します。  立候補を予定している人やその代理人、政治団体確認申請を予定している団体の関係者は、必ず出席してください。 ●日時 3月19日(水曜日) 午後1時30分~4時 ●場所 築館農村環境改善センター(ふるさとセンター) ●内容 立候補届出手続きなど ●出席者 立候補予定者1人につき2人以内 告示日、投票日 ●告示日 4月20日(日曜日) ●投票日 4月27日(日曜日) 問い合わせ先 栗原市選挙管理委員会 電話22-1122 軽自動車の廃車手続きはお早めに  軽自動車税(種別割)は、毎年4月1日現在で軽自動車や原動機付自転車、農耕用作業車などを所有している人に課税されます。  手放した車両の廃車や名義変更手続きをしないと、現在の名義人に課税されます。4月1日(火曜日)までに、次の窓口で手続きを忘れずに行ってください。 廃車手続き窓口 ●各総合支所市民サービス課  □原動機付自転車(排気量125㏄以下、定格出力1.0kw以下)  □小型特殊自動車(農耕用、その他) ●軽自動車検査協会宮城主管事務所 電話050-3816-1830  □軽自動車(三輪、四輪) ●東北運輸局宮城運輸支局 電話050-5540-2011  □二輪の軽自動車(排気量250㏄以下)  □二輪の小型自動車(排気量250㏄超) 問い合わせ先 総務部税務課 電話22-1121 就学援助費支給制度  経済的理由で就学困難と認められる児童・生徒の保護者に、学用品費や校外学習活動費などを援助します。 ●対象 市内に住所があり、令和7年度に小・中学校および義務教育学校に在籍する児童・生徒の保護者で、生活保護に準じる程度に生活が困窮している人 ●助成内容 学用品費、校外活動費、通学用品費、新入学用品費、修学旅行費などの一部 ●申し込み 3月31日(月曜日)まで、学校教育課または、各総合支所市民サービス課に備え付けの申請書に必要事項を記入の上、令和6年中の収入額が確認できる資料を添えて申請してください。 ※申請された家庭について、民生委員・児童委員に世帯状況などの所見を求める場合があります。 問い合わせ先 教育部学校教育課 電話42-3512 各種予防接種は済んでいますか   次の予防接種を受けていない人は、期限までに忘れずに接種してください。 ●麻しん風しん混合ワクチン第2期  □対象 小学校就学前(幼稚園年長)の子ども ●混合ワクチン(破傷風、ジフテリア)第2期  □対象 小学校6年生の児童 ●接種期限 3月31日(月曜日) 問い合わせ先 市民生活部健康推進課 電話22-0370 市内の文化財散策 235 斐ノ城跡(あやのじょうあと)  斐ノ城跡(斐野館(あやのだて)跡)は、若柳地区有賀にある中世の城館跡です。標高40メートルほどの丘陵に所在する南北200メートル、東西300メートルほどの規模の館跡で、ここを中心とした半径1.2キロメートルほどの範囲には、鳥見館跡、鶴ヶ城、軽石館跡、田子屋館跡、武鎗館跡の、6つの館跡が分布します。  仙台藩が編さんした江戸時代の地誌「封内(ほうない)風土記」では、康平6年(1063年)に八幡太郎義家(はちまんたろうよしいえ)がここで年を越したと記されていて、鎌倉時代の建暦年中(1211~1213年)には、八幡神社別当の清原氏が居住し、室町時代の明応年中(1492~1501年)以降は、大崎氏の家臣である菅原氏、高玉氏、田野崎氏が居住したとされています。  また、天正元年(1573年)に大崎氏が葛西氏に敗れてからは、葛西氏の家臣である渋谷氏が居住していましたが、天正18年(1590年)に葛西氏が滅亡した以降、廃城されたと考えられます。  最後の城主である渋谷氏は、永正18年(1521年)に八幡宮を修造、天正6年(1578年)には宗武山浄蓮寺を創立し、同寺が災害により焼失した後には、官庭寺を建立しました。  長い時を経て、当時の城の面影を見ることはできなくなりましたが、戦国時代の城主が遺した寺院は、絶えることなく地域の歴史を刻んでいます。 種別 市指定記念物 史跡 指定日 昭和39年3月1日 所在地 若柳有賀字八幡 問い合わせ先 教育部文化財保護課 電話42-3515 写真 ▲斐ノ城跡を示す碑 各総合支所の問い合わせ先 築館 電話22-1111 若柳 電話32-2121 栗駒 電話45-2111 高清水 電話58-2111 一迫 電話52-2111 瀬峰 電話38-2111 鶯沢 電話55-2111 金成 電話42-1111 志波姫 電話25-3111 花山 電話56-2111