8ページ MACHI no WADAI まちの話題 ユーチューブ栗原市チャンネル URL https://www.youtube.com/c/KuriharacityJp_miyagi 国道398号冬期閉鎖解除  4月25日(木曜日)、国道398号の冬期通行止めが解除され、約5カ月ぶりに通行が再開されました。  国道398号は、東北を横断する道路として栗原市と秋田県湯沢市を結び、観光や物流、災害時の緊急輸送などに重要な役割を持つ路線です。  栗原市と湯沢市双方に設置されているゲートが正午に開放されると、この時を心待ちにしていた人たちが、さっそく通行を開始し、新緑と山あいの涼しい風を感じながら、それぞれの目的地を目指して行きました。 幼君を守りぬいた功績を後世に  4月29日(月曜日)、一迫地区真坂商店街などを会場に「第69回政岡まつり」が開催されました。  この祭りは、伊達騒動を題材にした歌舞伎演目「伽羅千代萩(めいぼくせんだいはぎ)」に登場し、命を狙われた伊達藩の幼君を守り養育した乳母「政岡(まさおか)の局(つぼね)」の功績をたたえるもので、真坂館の領主である白河家の夫人がモデルといわれています。  祭りでは、政岡の局役と幼君役を乗せた山車が巡行された他、八ツ鹿踊りや仙台すずめ踊りなども披露され、祭りを華やかに盛り上げました。 迫力の発砲演武を披露  5月5日(日曜日)、300年以上続く伝統行事の「花山鉄砲まつり」が開催されました。  この祭りは、江戸時代にこの地を治めた領主の奥方が、病弱な幼君の健康を領内の神社に祈願したところ、その効果が顕著に表れたことから、鉄砲組に礼砲を打たせたのが起源とされます。  祭り当日は、鉄砲組12人が太鼓の合図に合わせて陣形を変え、火縄銃の発砲演武を披露すると、会場に集まった約2,800人の観客は、響きわたる発砲音に歓声と拍手を送りました。 笑顔あふれるマインパーク  5月4日(土曜日)と5日(日曜日)の2日間、鶯沢地区の細倉マインパークで「細倉マインパークGW春まつり」を開催しました。  5月の大型連休中のイベントとあって、会場には、大勢の帰省客が来場し、観光坑道の見学の他、特設の縁日コーナーやヒーローショーなどを楽しみました。また、砂金採りコーナーや555メートルの長さを誇るスライダーパークも人気を集め、会場にはたくさんの人々の笑顔があふれていました。 9ページ MACHI no WADAI まちの話題 栗原市フェイスブック URL https://www.facebook.com/kuriharacity ※イベント情報など日々配信中! まちの話題ズームアップ!  各地区の催しを、毎月5地区ずつ紹介します。  取材を希望する場合は、催しを開催する2カ月前までに、市政情報課(電話22-1126)へ連絡してください。 歴史ロマンに思いをはせる  4月27日(土曜日)、築館地区城生野で「『これはりの里』歴遊ロマンウオーク」が開催されました。  富野地域づくり協議会が主催するこの催しは、富野地域内の歴史的な場所を、ガイドと散策するものです。この日は、古墳時代前期後半の大規模集落跡「入の沢遺跡」や、「大仏山」、「伊治城政庁跡」、古代の弓の一種「弩(ど)」の出土場所などを巡りました。  さわやかな春風が吹く中、参加した人たちは、先人たちが遺した歴史ロマンに思いをはせながら、散策を楽しんでいました。 昔話とわらべ歌を伝える  5月3日(金曜日)、栗駒地区のみちのく伝創館を会場に「第22回くりこまの昔ばなしを語る会」が開催されました。  会場には、4年ぶりの開催を心待ちにしていた多くの観客が訪れ、こたつやみかん、わらで編んだゆりかご「えんつこ」などの小道具が並ぶ温かな雰囲気の中、昔話に耳を傾けました。  市内に残る地名の話や、節句にまつわる話などの他、観客とお手玉をしながらわらべ歌を楽しむ一場面もありました。 長崎川で釣りを楽しむ  4月27日(土曜日)から5月4日(土曜日)までの8日間「第1回長崎川ふれあいニジマス釣りイベント」が開催されました。  迫川漁業協同組合が主催したこのイベントは、親子で魚釣りの楽しさや、釣れる喜びを感じてもらおうと企画されたものです。期間中は、地域住民や帰省中の親子など300人以上が参加し、会場はにぎわいました。  同組合では、一迫川、二迫川、三迫川を会場にしたニジマス釣りイベントを6月8日(土曜日)に予定しています。 藤まつりで深まる交流  5月12日(日曜日)、瀬峰五輪堂山公園で「栗原せみね藤まつり」が開催されました。  園内には約40本の藤の木が植えられ、例年この時期に見事な藤の花が咲き誇ることから、多くの人が見物に訪れます。祭り当日は、カラオケ大会や歌謡ショーの他、フラダンスショーなども行われ、出演者は五月晴れの下、のびのびと披露しました。  また、ゲームコーナーでは、子どもとお年寄りが青竹踏みやボール当てを一緒に楽しみ、世代を超えて交流を深めました。 交通安全を陰で支えるミラー清掃  4月13日(土曜日)、志波姫地区でカーブミラー清掃が行われました。  この清掃は、志波姫ライオンズクラブが交通事故を防止するため、毎年春の交通安全運動期間中に行っているもので、今年で50年を数えます。  当日は、早朝から同クラブの会員12人が4つの班に分かれ、地区内の小学校や中学校周辺にあるカーブミラーを清掃しました。会員たちは手慣れた様子で連携しながら次々と汚れを落とし、汗を流していました。