4ページ 【特集】家族の思い出を栗原でつくろう~学べる・遊べる お出かけスポット~  栗原の大地から生まれた資源とその恩恵を受けてきた人々の営みを知ることができるスポットを紹介します。 細倉鉱山とくりでん  鶯沢地区にはかつて、鉛や亜鉛など国内屈指の産出量を誇った細倉鉱山があり、最盛期には約1万人が住むにぎやかな場所でした。同鉱山は昭和62年に閉山しましたが、その後、坑道の一部を観光用に整備し、現在は鉱山の歴史などを学べる細倉マインパークとして親しまれています。  また、同鉱山の鉱物や人を運ぶ手段として、栗原電鉄が活躍していました。後に、くりはら田園鉄道と名を変え運行を続けましたが、平成19年に惜しまれつつ廃線となりました。現在、このくりはら田園鉄道の貴重な資産や資料は若柳地区のくりでんミュージアムに展示され、硬券切符を模した入場券や、実際に使用されていた機械類など、運行当時の雰囲気が感じられる人気のスポットになっています。  周辺には、建築当時の姿をとどめる旧若柳駅や芝生公園もあり、さまざまなイベントが行われています。 細倉マインパーク 〇営業時間 午前9時30分~午後5時(12月~2月は午後4時まで)  ※最終入場は営業終了30分前まで 〇休館日  毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)  (12月31日から翌年の1月3日) 〇入場料  大人 500円  中高生 400円  小学生 300円 〇場所 栗原市鶯沢南郷柳沢2-3 〇電話 55-3215 細倉マインパーク 市公式観光サイト 細倉マインパーク フェイスブック 細倉マインパークGW春まつり 〇日時 5月4日(土曜日)、5日(日曜日) 午前10時~午後3時 〇内容  □ステージショー(4日はマジックショー、5日は光源クリハライザーショー)  □ミニ縁日 など 写真 ①掘削方法の展示など当時の雰囲気を体験できます。 ②人気の砂金採り体験コーナーでは、本物の砂金が採れます。(土・日曜日、祝日、夏休み期間のみ営業) ③スライダーパーク。大自然に囲まれた555メートルのコースが大人にも人気(4月~11月の土・日曜日、祝日、夏休み期間のみ営業) 5ページ くりでんミュージアム 〇営業時間 午前10時~午後5時(最終入館 午後4時) 〇休館日  毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)  年末年始(12月29日から翌年の1月3日) 〇入場料  大人 500円  小・中学生 300円 〇場所 栗原市若柳字川北塚ノ根17-1 〇電話 24-7961 くりでんミュージアム グーグルストリートビュー くりでんミュージアム X(旧Twitter) くりはら田園鉄道公園GWこどもまつり 〇日時 5月4日(土曜日)、5日(日曜日) 午前10時~午後5時 〇内容  □くりでん・レールバイクW乗車会 ※午後3時30分まで、レールバイクは予約優先  □ボンネットバスの運行  □キッチンカーによる物産販売 写真 ④くりでんを運行できる状態で動態保存しています。 ⑤貴重な資料の数々が並ぶ館内。 ⑥運行当時を感じる硬券切符で入場。 ⑦レールバイク乗車会も定期的に開催されています。 ⑧子どもたちがのびのび遊べる芝生公園。 思い出のページを増やす  栗原での体験や家族との大切な思い出は、子どもたちの心にいつまでもみずみずしく残ることでしょう。思い出の1ページを増やす旅に、皆さんも出掛けてみませんか。