28ページ みらいん くりはら人 地域の伝統行事を未来へつなぐ 野村 陽一(のむら よういち)さん(築館宮野下町)  「仲間と協力して行事を運営できることが、とても楽しい」と話すのは、一迫地区で毎年節分の日に行われている「春を呼ぶ裸たるみこし」で、副会長を務めている野村陽一さん。  埼玉県出身の野村さんは、10年前、結婚を機に栗原へ移住し、その翌年の裸たるみこしに初参加。地域で長年愛される行事に対する人々の熱量に魅了され、運営にも携わるようになったそうです。  今年で59回目を迎えるこの催しは、極寒の中、下帯姿の若者たちが沿道の観衆から力水を受けながら、約500キログラムのたるみこしを担ぎ、商店街を練り歩くものです。  地域の伝統行事を絶やしたくないと話す野村さんは「私たちが楽しんでみこしを担ぐ姿を通じて、行事に興味を持つ人や、担ぎ手を増やしていきたいです」と、熱い思いを語ってくれました。  2月3日(土曜日)に開催される「第59回春を呼ぶ裸たるみこし」は、居住地に関わらず、誰でも参加できるとのこと。興味がある人は、一迫青年会フェイスブックをご覧ください。 一迫青年会フェイスブック ※くりはら人の情報をお寄せください ※市は自主財源確保のために、有料広告を掲載しています。 今月の表紙:栗原の自然を満喫する塚原さん 広報くりはら 第377号 令和6年2月1日発行 発行/栗原市 編集/企画部市政情報課 〒987-2293 宮城県栗原市築館薬師一丁目7番1号 電話0228-22-1126 栗原市ライン 栗原市インスタグラム マイ広報紙 アンケートフォーム