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Pick up!

まちのプロフェッショナル! Company 40

長年培った技術で新事業にも挑戦
 株式会社倉元製作所は、液晶パネルに使われるガラス基板を加工製造している会社です。
 ガラス材を用途に合わせて切断・研磨し、映像を映し出すための金属膜を蒸着させて、電子メーカーに出荷しています。
 また、近年では、研磨の技術を応用してシリコン材などを加工し、高成長が見込まれる半導体向け製品も作っています。
 研磨加工機は、自社で製作しています。そのため、顧客ニーズに合わせたガラス製品を加工できることが、会社の強みとなっています。

株式会社倉元製作所
●所在 栗原市若柳武鎗字花水前1-1
●代表者 代表取締役社長 宮澤 浩二(みやざわ こうじ)
●従業員 97人
●創業 昭和50年10月
●ウェブサイト http://www.kuramoto.co.jp/

インタビュー 千葉 健(ちば たけし)さん
 半導体装置向けの製品に傷や汚れはないか、検品を行っている千葉さん。検品作業はチームで行うため、コミュニケーションを大切にしているとのこと。
 新たに学んだ知識はチーム内で共有し、同僚に教える中で、自身も学び直しているそうです。

写真
▲暗室で検品作業を行っている様子


みんなで としょかん

栗原市立図書館 電話21-1403
【開館時間】
●火~金曜日:午前10時~午後6時
●土・日曜日:午前9時~午後5時
【休館日】
●毎週月曜日・祝日(月曜日が祝日の場合は、その翌日)

図書館 市ウェブサイト
図書館 フェイスブック

お知らせ
●夏休み映画会
  申し込み不要で、入場無料です。
 日時・上映作品
 ・7月26日(水曜日)午後2時~3時10分 「映画すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ」
 ・7月27日(木曜日)午後2時~3時20分 「世界名作アニメ ふしぎの国のアリス」
 ・7月28日(金曜日)午後2時~3時 「ふしぎ駄菓子屋銭天堂」、「おしりたんてい」
 ・7月29日(土曜日)午後2時~4時 「老後の資金がありません!」
 場所 市立図書館 2階視聴覚室

【情報交換プラザ展示】
臨床美術「アート塾」アートプログラム作品
期間 7月30日(日曜日)まで
※個人・グループ活動の発表をしてみませんか。無料で利用できます。

今月のおすすめ本

さっと!つるっと!夏麺
重信 初江(しげのぶ はつえ)著 池田書店
 手軽にパパッとできる!タンパク質も旬の野菜も摂れる!暑さに負けない麺料理のレシピを多数紹介。「ヤムママー風ラーメン」「サラダチキンのフォー」など、旅行気分になれる世界の麺料理のアレンジも収録する。

おじいちゃんのくしゃみ
阿部 結(あべ ゆい)作 福音館書店
 大迷惑なおじいちゃんの大きなくしゃみ。でも、すごいことができるんだって。木の上のりんごを落とせるし、猛獣を追い払えるし、空を飛ぶこともできるっていうけど…。おじいちゃんと孫の交流を描いたユーモアあふれるお話。

※ブッくる号、おはなし会の日程は、市内の情報カレンダーをご覧ください。



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geopark

自然災害との共生と豊穣の大地の物語
栗駒山麓ジオパークだより 81
問い合わせ先
 ジオパーク推進室
 電話24-8836
 ファクス45-5936

ジオパーク 市ウェブサイト
ジオパーク フェイスブック
ジオパーク ライン

栗駒山麓ジオパークで考える防災・減災
 栗駒山麓ジオパークでは、さまざまな機会に防災・減災に関する情報提供や教育活動を行っています。その意義について改めて紹介します。

●ジオパークプログラムと 防災・減災
 2015年にユネスコの正式事業となったジオパークプログラムにおける役割のひとつに、地域での防災・減災に果たす重要性が明示されています。栗駒山麓ジオパークでも、地域の防災を担うさまざまな公共機関が参画しています。事務局に常駐する専門員や推進アドバイザーには、防災関連分野の知識や経験を有する人材が多く所属しています。これにより、栗駒山麓の防災や減災について情報提供が可能な体制が整っています。
 また、ジオパーク学習では、この地域の理解を深めていくことと併せて、平成20年岩手・宮城内陸地震を知り、この災害を後世に伝えていくことをねらいとしています。地域の小中学校と協力し、活動を継続的に展開することで、自然災害に対応できる人材の育成につながり、地域全体の防災力の向上が期待されます。
●ここだからこそできる活動
 栗駒山麓ジオパークでは、平成20年岩手・宮城内陸地震で生じた山地災害の痕跡を、価値のある地質遺産として保全し、教育活動や持続可能な開発に向けた取り組みに活用しています。自然災害の記憶を伝える現場が保全され、科学的な価値を伝えることができる人材や環境が整っていることが、この地域の強みとなっています。
 国内最大級の地すべりである荒砥沢地すべり地では、林野庁の協力の下、15年かけて斜面の変化などの動向を観測しています。これにより、安全性を確認した上で安全管理と地すべりの保全計画を策定し、防災教育や学術研究などを目的とした立ち入りが可能となりました。過去の自然災害を自分事として考え、未来にむけた行動を起こすことができる機会を、今後も提供していきます。

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▲防災・教育について協議する様子
▲荒砥沢地すべり冠頭部見学の様子


栗駒山麓ジオパーク特産商品「栗駒山麓のめぐみ」第4回募集
 栗原の大地に関係する物語を持った食品やレシピを「栗駒山麓のめぐみ」として募集しています。認定した商品には、認定証を授与する他、パンフレットやイベントで紹介します。ぜひ、申し込みください。

●募集部門 ①食品(飲食店)部門、②菓子・飲料・お土産部門、③レシピ部門
●応募基準
 ・市内で生産または関係する主な食材を、一品以上使用していること
 ・栗駒山麓ジオパークのテーマ「自然災害との共生と豊穣の大地の物語」に関わる「物語」を持つこと
●応募期限 8月31日(木曜日)必着
●応募説明会
 7月7日(金曜日)午後2時~ 市民活動支援センター
 10日(月曜日)午後2時~ 金成庁舎内やすらぎセンター
※詳しくは、栗駒山麓ジオパークウェブサイトをご覧ください。

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▲第3回認定式の様子