28ページ みらいん くりはら人 畳の奥深さを知ってほしい 只見 優(ただみ ゆう)さん(若柳十文字)  「畳には、イ草農家の思いと、長年受け継がれてきた畳職人の技術が詰まっています」と話すのは、若柳地区で187年続く実家の畳屋で働く只見優さん。  大学卒業後に仙台の民間企業で働いていた只見さんは、同僚から「実家が畳屋を営んでいるなんて、かっこいい」という言葉を掛けられたことがきっかけで、畳作りに興味を持つようになったそうです。その後、家業を継ぐ決心をし、8年前に栗原へ戻ってきました。  只見さんは、お客さんの要望を聞き、畳の種類や特徴、使い心地の違いなどを丁寧に伝えた上で、その人にとって最適な製品を選ぶことを心掛けています。また、畳そのものだけでなく、畳職人のことも知ってほしいと考えていて、県内外の若手畳職人と力を合わせ、畳の魅力を伝えるイベントを実施している他、ソーシャルメディアなどで情報発信を行っているそうです。  「年代を問わず、多くの人に畳の奥深さを知ってもらえるよう、これからも畳作りと、普及活動を頑張っていきたいです」と、今後の抱負を語ってくれました。 ※くりはら人の情報をお寄せください ※市は自主財源確保のために、有料広告を掲載しています。 今月の表紙:地域での安否確認訓練 広報くりはら 第369号 令和5年6月1日発行 発行/栗原市 編集/企画部市政情報課 〒987-2293 宮城県栗原市築館薬師一丁目7番1号 電話0228-22-1126 栗原市LINE 栗原市インスタグラム マイ広報紙 アンケートフォーム