16ページ Pick up! まちのプロフェッショナル! Company 39 地元の素材にこだわったパンと洋菓子  有限会社パレットは、パンや洋菓子の製造販売をしている会社です。店内には、地元の素材にこだわって作られた約200種類の製品が並び、そのほとんどが自社で考案したレシピで作られています。  新しい製品開発も常に行っていて、昨年には消費者の健康を考え、タンパク質を多く含んだパンを開発し、特許を取得しています。  地元人材の採用にも取り組む、地域に根ざした会社です。 有限会社パレット ●所在 栗原市築館伊豆4丁目7-15 ●代表者 代表取締役 髙橋 寛(たかはし ひろし) ●従業員 45人 ●操業 昭和61年10月 ●ウェブサイト https://www.palette-b.co.jp/ インタビュー 佐藤 功介(さとう こうすけ)さん  パンの製造を担当している佐藤さん。パン生地は、気温や湿度などで発酵具合が変わり、焼き上がりにも影響するため、小さな変化も見逃さないよう心掛けているとのこと。  発酵がうまくいき、パンがきれいに焼きあがると達成感を感じるそうです。 写真 ▲生地の表面に艶出し用の油を塗る様子 みんなで としょかん 栗原市立図書館 電話21-1403 【開館時間】 ●火~金曜日:午前10時~午後6時 ●土・日曜日:午前9時~午後5時 【休館日】 ●毎週月曜日・祝日(月曜日が祝日の場合は、その翌日) 図書館 市ウェブサイト 図書館 Facebook お知らせ ●本のリサイクルフェア  図書館で除籍した実用書や小説、児童書を無料で提供します。  気に入った本がありましたらご自由にお持ち帰りください。 日時 5月27日(土曜日)、28日(日曜日) 午前9時~午後4時 場所 市立図書館 2階視聴覚室 ※混雑状況により入場制限を行うことがあります。 ※持ち帰り用の袋は各自で用意してください。 【情報交換プラザ展示】  図書館1階の情報交換プラザは、個人やグループの作品展示スペースとして、無料で利用できます。作品の展示を希望する人は、図書館まで問い合わせください。 今月のおすすめ本 目でみる方言 岡部 敬史(おかべ たかし)文、山出 高士(やまで たかし)写真 東京書籍  鉛筆が尖っているのは、ときんときん?ぴんぴん?日本各地の方言を取り上げ、そのことばが何を意味しているのか、どんな状態を表しているのかを、写真で掲載。方言にまつわるコラムも収録する。 ゆびのすうじへーんしん 齋藤 陽道(さいとう はるみち)作、あわい 絵 アリス館  指の数字であそぼう!いちといちでなーに?頭の上につのをつくろう。えっへん、えへん!こわーい顔の…。なにに変身しているのかあててみよう。指の数字を使ってできる手話も紹介。 ※ブッくる号、おはなし会の日程は、市内の情報カレンダーをご覧ください。 17ページ geopark 自然災害との共生と豊穣の大地の物語 栗駒山麓ジオパークだより 79 問い合わせ先  ジオパーク推進室  電話24-8836  ファクス45-5936 ジオパーク 市ウェブサイト ジオパーク Facebook ジオパーク LINE 栗駒山でのより良い体験に向けて  5月21日(日曜日)は栗駒山の夏山開きです。年間を通して多くの人に楽しまれる栗駒山。その価値や魅力をお伝えします。 ●栗駒山の自然環境  栗駒山は、奥羽山脈のほぼ中央に位置する、標高1,626メートルの活火山です。なだらかな斜面は、噴火で流れ出た溶岩や火砕流などによって形作られました。この火山活動が、栗駒山の豊かな植生や景観をつくる基盤になっています。  栗駒山の植物の分布は、標高によって変化します。中腹にはブナやミズナラの豊かな落葉樹林が広がりますが、いわかがみ平付近からはナナカマドやミネカエデなどの低木林に変わり、標高1,400メートル付近では高木が育たなくなる森林限界を迎えます。こうした変化は、栗駒山の立地や気象条件によるもので、特に季節風の影響を強く受ける山であることと関係します。  栗駒山は人文的な話題も多い山です。古くからの山岳信仰をはじめ、人々の信仰を集めてきた栗駒山は、地域の暮らしと深い関わりを持ってきました。その歴史や文化は今なお、さまざまな形で息づいています。 ●季節に応じた楽しみ方  四季折々の変化を見せる栗駒山は、登山ルートが複数整備されています。初心者からベテランまで自分に合った登山ルートで季節ごとの景色を楽しむことができます。夏山開きのシーズンは、登山道沿いで高山植物を楽しめます。 ●安全な登山のために  安全で楽しい登山には、適切な準備や計画、判断が必須です。自分の体力と経験に見合った計画を立て、体調管理と装備の準備、気象情報やルート設定など入念な下調べをしてください。  また、近年は登山者の増加に伴う環境劣化も見受けられます。栗駒山麓ジオパークビジターセンターでは、環境への影響を最小限にしてアウトドアを楽しむための行動基準「リーブノートレイス」を紹介しています。 写真 ▲令和3年の夏山開きの様子 ▲御室の雪渓とヒナザクラ 企画展「2008年岩手・宮城内陸地震から15年、これまでとこれから」  「自然災害を止めることはできないけれど、過去に起きたことを知り守ることで、自分と災害との向き合い方を考えることはできる」をテーマに、荒砥沢地すべりをはじめ、岩手・宮城内陸地震当時から現在までの様子を比較する企画展示を行います。  入場無料です。ぜひ、お越しください。 ●日時 6月1日(木曜日)~11月27日(月曜日) 午前9時~午後5時     ※毎週火曜日は休館(火曜日が祝日の場合は、翌平日が休館) ●場所 栗駒山麓ジオパークビジターセンター 写真 ▲荒砥沢地すべり滑落崖(かつらくがい)の変化