28ページ みらいん くりはら人 小迫(おばさま)の延年(えんねん)を守り受け継ぐ 千葉 祐次(ちば ゆうじ)さん(金成小迫)  「地域の伝統芸能に参加できることが、うれしいです」と笑顔を浮かべるのは、小迫延年保存会で活動している千葉 祐次さん。小迫の延年は、金成小迫地区で千年以上にわたり、代々守り続けられてきた歴史ある伝統芸能です。  千葉さんは8年前、地域の人から声を掛けられたことをきっかけに、保存会に入会。昨年までは笛を担当し、独特の旋律や周りの人との音合わせに苦労したとのこと。練習や祭りに参加していくうちに、延年の奥深さや歴史に魅了され、4月2日(日曜日)に行われる小迫の延年では、獅子あやしに初挑戦。眠っている獅子を起こす舞「獅子舞(ちゃれこ舞)」の練習に日々励んでいるそうです。  地域で大切に受け継がれ、先祖代々参加してきた伝統芸能を、子どもたちに普及できればと考えている千葉さん。「次の世代へ受け継ぐため、自分自身の知識と技術を磨き続けていきたいです」と、熱い思いを語ってくれました。 ※くりはら人の情報をお寄せください ※市は自主財源確保のために、有料広告を掲載しています。 今月の表紙:花のような子どもたちの笑顔 広報くりはら 第367号 令和5年4月1日発行 発行/栗原市 編集/企画部市政情報課 〒987-2293 宮城県栗原市築館薬師一丁目7番1号 電話0228-22-1126 栗原市LINE 栗原市インスタグラム マイ広報紙 アンケートフォーム