18ページ 市からのお知らせ 栗原市の市外局番 0228 記号の説明 ダウンロードマークがついている様式などは、市ウェブサイトからダウンロードできます。 各種予防接種は済んでいますか  接種期間が3月31日までの予防接種について、接種が済んでいるか確認し、接種していない人は受けましょう。 ●高齢者肺炎球菌  □対象 令和4年度中(令和5年3月31日まで)に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳の誕生日を迎える人 ●麻しん風しん混合ワクチン第2期  □対象 小学校就学前(幼稚園年長)の子ども ●混合ワクチン(破傷風、ジフテリア)第2期  □対象 小学校6年生の児童 問い合わせ先 市民生活部健康推進課 電話22-0370 マイナンバーカード・電子証明書の有効期間 ●マイナンバーカードの有効期間  □18歳以上の人 発行日から10回目の誕生日まで  □18歳未満の人 発行日から5回目の誕生日まで ●マイナンバーカードの電子証明書の有効期間 発行日から5回目の誕生日まで ●有効期限の通知 有効期限の2、3カ月前に、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)から有効期限通知書が送付されます。 ●有効期限以外の更新手続き 引越しや婚姻などで、住所や氏名が変更となった場合は、電子証明書が失効します。住所地の市区町村窓口で、更新手続きを行ってください。 ※コンビニなどで各種証明書を取得する際は、電子証明書が有効となっている必要があります。 問い合わせ先 市民生活部市民課 電話22-3211 婚活支援情報  宮城県で実施している、婚活支援情報をお知らせします。  詳しくは、各センターのウェブサイトまたは、栗原市定住促進サイトをご覧ください。 ●定住促進サイト「きてみらいん くらしたい栗原」  URL https://www.kuriharacity.jp/welcome/ みやぎ婚活支援センター(みやマリ!)  AIを活用したシステムにより、マッチング支援や婚活イベントを行っています。 ●対象 宮城県在住・在勤または、将来的に宮城県へ移住予定で、20歳から49歳までの独身男女 ●登録料 1万1千円  ※2年間有効となります。 ●みやぎ結婚支援センターウェブサイト  URL https://miya-mari.net/ ●登録料助成 市では、登録料の一部を助成しています。  □対象 市内に住所があり、令和3年11月1日以降に会員登録した、市税などを滞納していない独身の人  □助成金額 6千円   ※一人につき1回のみ   ※申請方法など詳しくは、定住促進サイトを確認してください。 みやぎ青年婚活サポートセンター(みやぎPISA(ぴさ))  交流会などのイベントや、結婚相談員による相談などを行っています。 ●対象 初婚・再婚問わず結婚を誠実に希望する、25歳から49歳までの独身男女 ●登録料 5千円  ※会員期間は、5人紹介するまでとなります。  ※紹介やお見合いなどは、別途費用がかかります。 ●みやぎ青年婚活サポートセンターウェブサイト  URL https://seinenkaikan.or.jp/pisa/ 問い合わせ先 企画部定住戦略室 電話22-1125 市内の文化財散策 211 唐箕(とうみ)  唐箕は、風力を利用して穀物を選別する器具です。日本で使われ始めた時期には諸説あり、元禄時代に出現したという説や、明治時代に中国から伝わったという説があります。いずれにしても、唐箕は中国から伝来したもので、17世紀に中国で書かれた「天工開物(てんこうかいぶつ)」という技術書で紹介されています。  唐箕の原理となる風選は、風が吹いたときに脱穀したもみなどを高い位置から落とすと、わらくずなどの軽いごみは風に乗って飛んでいき、重いもみは下に落ちて選別できるという方法です。唐箕はこの原理を応用して、人工的に風を起こし、選別口などを工夫することで、より正確に穀物の選別を行えるようになった器具です。  次第に、風力や穀物の落下量などを調整する装置が付いた唐箕が考案され、上総(かずさ)(現在の千葉県中部)、三河(現在の愛知県東半部)、大阪(現在の大阪府大阪市)が著名な産地になりました。中でも上総唐箕は、千葉県上総地方の旧松丘村、旧亀山村方面の職人が東日本各地を回り、製作して歩いたそうです。  市内には、大正時代に作製されたものなど、古い木製の唐箕が複数あります。ハンドルを回して羽根車を回転させてみると、今でも勢いよく風を送り出します。皆さんの周りでも、木製の唐箕を現役で使用している家があるかもしれません。 種別 民具 問い合わせ先 教育部文化財保護課 電話42-3515 写真 ▲唐箕を使用する様子 19ページ 市からのお知らせ 栗原市ウェブサイト URL https://www.kuriharacity.jp/ 第24回白鳥省吾賞受賞者決定  大正・昭和期に活躍した築館地区出身の詩人、白鳥省吾の功績を顕彰する、第24回白鳥省吾賞の受賞者が決定しました。  審査結果と受賞作の全文は、市ウェブサイトに掲載しています。ぜひ、ご覧ください。 審査結果 ※敬称略 ●一般(高校生以上)の部  【最優秀賞】  「うたう」 齋藤 茂登子(さいとう もとこ)(岩手県盛岡市)  【優秀賞】  「新しい礼服」 河野 俊一(こうの しゅんいち)(大分県大分市)  「夫婦茶碗」 丹野 幸子(たんの こうこ)(宮城県石巻市)  【ふるさと賞】  「雁群」 白鳥 美咲(しろとり みさき)(栗原市) ●小・中学生の部  【最優秀賞】  「ため息」 菅原 瞳美(すがわら ひとみ)(栗原市/築館中学校2年)  【優秀賞】  「夏の雲軍団」 槇納 陽(まきの よう)(京都府/京都教育大学附属京都小中学校初等部3年)  「ありのぎょうれつ」 菅原 結菜(すがわら ゆな)(栗原市/鶯沢小学校3年)  【特別賞】  「波打ち際」 齋藤 悠一郎(さいとう ゆういちろう)(茨城県/茨城大学教育学部附属中学校2年)  「鳥」 八巻 愛里(やまき あいり)(栗原市/築館小学校6年)  「交差」 水谷 友理子(みずたに ゆりこ)(東京都/フェリス女学院中学校3年) ※賞状・副賞の発送をもって表彰とします。 問い合わせ先 白鳥省吾記念館 電話23-7967 汚泥肥料無料配布  市衛生センターでは、し尿処理後の汚泥から、水分を取り除き、肥料として市内の皆さんへ無料で配布しています。また、2トンダンプカーでの無料配達も行っています。  配布や配達は、予約制となります。問い合わせ先に、電話で申し込みください。 問い合わせ先 栗原市衛生センター 電話33-2301 募集 移住検討者向けセミナー協力者募集  東京都のふるさと回帰支援センターを会場に、移住検討者向けのセミナーを開催します。  セミナー会場と市内の会場を中継で結び、栗原市の良さをオンラインで一緒に伝えてくれる人を募集します。 ●日時 3月25日(土曜日) 午後1時~3時30分  ※集合は午後0時30分 ●場所 Cafe(かふぇ)かいめんこや(栗駒地区) ●定員 10人  ※先着順  ※年齢などの制限はありません。どなたでも参加できます。 ●申し込み 3月24日(金曜日)午後5時まで、問い合わせ先に電話で申し込みください。 問い合わせ先 企画部定住戦略室 電話22-1125 市長随感 栗原市長 佐藤 智 渡り鳥のように羽ばたいて  冬の厳しい寒さもいくらか和らぎ、栗原にも春の気配を感じています。この時期になると、栗原の冬の風物詩であった渡り鳥の姿が少なくなってきていることに気づかされます。  越冬のため、伊豆沼・内沼には毎年、およそ10万羽ものガンや白鳥が飛来していて、今季もたくさんの渡り鳥がやってきました。  空を覆うほどの多くの渡り鳥が一斉に行動する、朝の飛び立ちと夕方の寝ぐら入りは、冬の時期だけ見ることのできる圧巻の光景で、全国各地から多くの人が、その光景を見ようと伊豆沼・内沼を訪れています。  その渡り鳥も、2月下旬から3月上旬にかけて越冬を終え、多くがシベリアなどの生まれ故郷に向けて帰っていき、季節が巡った後、冬を告げる使者として、また栗原に戻ってきます。  渡り鳥が帰っていくと、少し寂しく思うとともに、春がすぐそこまで迫り、自然と気持ちも高ぶってくるように思います。  まもなく、私が市長に就任し、3年目となります。人にも渡り鳥にとっても住みやすい栗原。この地をより良くするため、頑張ってまいりたいと思います。 写真 ▲水辺を舞う渡り鳥