6ページ  写真部員として3年間、写真と向き合ってきた佐々木さんに話を伺いました。 迫桜高等学校 写真部 3年 佐々木 珠(ささき すず)さん(瀬峰泉谷) 写真好きの兄に誘われて  私が写真を始めたきっかけは、写真撮影が趣味の兄に誘われたからです。近所の川辺で撮った夕焼けの写真がきれいで、それから写真が楽しくなってきました。  写真部に入ってからは、風景写真よりも人物写真を多く撮るようになりました。  仕事に熱心な姿や、白熱したスポーツの場面、お祭りなどで人が行き交う様子を見ると、写真を撮りたくなります。 誰も見たことない写真を目指して  写真は、何を撮るのか、どんなアングルで撮るか、自分はこの写真で何を表現したいかなど、いろいろ考えながら撮影するのが、楽しいです。  自分がイメージしたとおりの写真を撮るのは、なかなか簡単ではありません。特に、動物が相手だと、思い通りに撮らせてもらえないことが多く、動物園に数日間通ったこともありました。  思うような写真が撮れなかったり、苦労はしますが、試行錯誤した上で、他の人が撮れないような写真が撮れたとき、特にうれしいです。 カメラと写真でコミュニケーションを  部活動を引退しても、写真は続け、コンクールなどに出品していきたいです。  また、私は将来的に介護の仕事に就きたいと考えています。これから巡り合う高齢者の人たちと、カメラの話をしたり、一緒に写真を撮ったりすることで、コミュニケーションを図れれば良いなと考えています。 7ページ 【特集】写真を撮りに出かけよう  納得の1枚を目指して、日々写真を撮り続けている飯田さんに、話を伺いました。 迫桜高等学校 写真部 1年 飯田 海羽(はんだ みはね)さん(若柳並柳) 瞬間を切り取る  小学6年生の時から、空の写真や飼い猫の写真を撮るのが好きで、親のスマートフォンを借りて、よく撮っていました。  私は、空の写真を撮ることが多いのですが、昼間の青空や、夕方のピンクやオレンジが混ざった空など、時間帯によって違う表情を見せる空は、その日、その瞬間にしか残せません。  一度限りの風景を、撮影して記録できるのが、写真の良さだと思います。 友だちの大切さ  写真部に入ってから、友だちと写真を撮る楽しさを知りました。  友だちをモデルにして撮影したり、写真の感想を伝え合ったりしています。そうすることで、自分ではいまひとつと思った写真でも、良いところを教えてもらえて、励みになっています。 自他ともにすごいと思える1枚を  以前、写真の大会に行った際、結果発表を本気で喜んだり、悔しがる人たちの姿を見て、もっと真剣に写真へ取り組みたいと思うようになりました。  私はまだ、自分で納得いく写真が撮れていません。これからも練習を重ね、見た人も自分自身も、心の底からすごいと思える写真を撮ってみたいです。そして、いつの日か先輩たちのように、コンクールや大会で、優秀な成績を残せるよう頑張りたいです。 撮った写真の楽しみ方  スマートフォンで撮った写真を、インスタグラムやLINE(らいん)で共有してみませんか。 インスタグラム  写真にメッセージを添えて、世界中の人と共有できます。  市公式アカウントでは、四季折々の栗原の大地の表情や、いにしえからの文化・風習、食やイベントなどを、地域の人とコミュニケーションを深めながら、情報発信しています。 ●ハッシュタグキャンペーン   冬の栗原らしい暮らしや自然風景、イベントや食などの写真を募集しています。  □募集期限 2月28日(火曜日)  □内容 自身の公開アカウントで市公式アカウントをフォローし、ハッシュタグ「#冬のくりはら」と撮影場所を記載して、写真を投稿してください。応募者の中から、抽選で10人に賞品を贈呈します。   詳しくは、市ウェブサイトを確認していただくか、田園観光課(電話22-1151)へ問い合わせください。 栗原市インスタグラム 栗原市ウェブサイト LINE  市公式アカウントを友だち登録後、タブ「観光・定住・応援」で「栗原を楽しもう!観光情報」を選択し、「私のおすすめスポットを教える」へ進むと、市内のスポットの写真を投稿できます。 栗原市LINE 誰かに見せたい風景を探しに  見慣れた景色や街並み、普段の生活の営みでも、その瞬間を写真に収めて見てみると、何だか特別なものに感じてきます。  時が経(た)ち記憶が薄れても、写真が当時の思い出を鮮やかによみがえらせてくれます。もしかすると、あなたが撮った1枚が、誰かにとっては、栗原を愛しく思ったり、栗原の魅力を発見する特別な1枚になるかもしれません。  誰かに見せたい風景や、見た人の心を引きつける瞬間を探しに、皆さんもカメラやスマートフォンを持って、写真を撮りに出かけてみませんか。