28ページ みらいん くりはら人 伝統ある祭りを続けていくために 佐々木 渓太(ささき けいた)さん(栗駒上小路上)  「山車(だし)まつりがあるのが当たり前の世の中に戻り、子どもたちに伝統を伝えていきたいです」と、まっすぐな瞳で語るのは、300年以上続く「くりこま山車まつり」実行委員の佐々木 渓太さん。  物心つくころには、山車まつりでお囃子(はやし)のバチを握っていたという佐々木さん。学生時代は部活動に専念し、社会人1年目には上京していたため、長く祭りから離れていました。地元に残る友人から誘われたのをきっかけに、山車まつりに携わるようになったそうです。その後、山車制作をやりたい気持ちが強くなり、3年半前にUターンしてきたとのこと。  くりこま山車まつりは、コロナ禍のため中止が続き、今年は3年ぶりに縮小開催されます。佐々木さんは、祭りをやりたい気持ちと感染症の脅威に葛藤しながら、今年こそ祭りをやらなければ、山車の作り方やお囃子などの伝統が忘れられてしまうのではと思い、感染対策を徹底して準備しているそうです。  伝統ある祭りへの熱い思いを胸に、7月30日(土曜日)、31日(日曜日)の開催に向け、山車制作に励んでいました。 くりこま山車まつりかわらばんインスタグラム ※くりはら人の情報をお寄せください ※市は自主財源確保のために、有料広告を掲載しています。 今月の表紙:優しく患者を見守る新人看護師 広報くりはら 第358号 令和4年7月1日発行 発行/栗原市 編集/企画部市政情報課 〒987-2293 宮城県栗原市築館薬師一丁目7番1号 電話0228-22-1126 栗原市LINE 栗原市インスタグラム マイ広報紙 アンケートフォーム