2ページ 私たちが生活すると、必ず出るごみ。 ごみを出す前に、私たちが知っておくことは何か。 今月は、ごみについて考えてみましょう。 【特集】正しいごみの捨て方 ~みんなで守る美しい栗原~ どうなっている?栗原のごみ  市の人口は、年々減ってきていますが、ごみの量は変わっていません。  平成17年10月1日、市の人口は82,298人で、1人当たりの年間ごみ排出量は210キログラムでした。令和2年10月1日になると人口は66,130人、1人当たりの年間ごみ排出量は224キログラムとなり、約1万6千人減少しましたが、1人当たり14キログラム増加しています。  可燃ごみ、不燃ごみ、資源ごみ、粗大ごみと種別ごとの推移を比べると多少の増減はありますが、ここ数年は資源ごみの排出量が減り、粗大ごみの排出量が増えています。  可燃ごみとして捨てられているごみの中には、生ごみやプラスチック類が多く入っています。これらのごみは、身近な取り組みで、生まれ変わったり、削減したりすることができます。 グラフ ●家庭ごみ排出量 H17 H28 H29 H30 R1 R2 家庭ごみ排出量(トン) 17,278 14,503 14,738 14,587 14,752 14,799 出典:「一般廃棄物処理実態調査」(環境省) 3ページ 【特集】正しいごみの捨て方~みんなで守る美しい栗原~ ●家庭ごみの流れ ●1人当たり年間家庭ごみ排出量 H17 H28 H29 H30 R1 R2 ごみ総排出量(キログラム) 210 205 212 213 219 224 各年10月1日人口(人) 82,298 70,792 69,594 68,550 67,341 66,130 どうするの?栗原のごみ  市は、ごみ削減の身近な取り組みとして、ごみの排出を減らすリデュース、再利用するリユース、再資源化するリサイクルの3Rに、不要な物は買わないリフューズ、修理しながら使うリペアを追加し、5Rを推進しています。  5Rを推進することによって、物を大量消費するだけの使い捨て社会ではなく、限りある資源を大切に使い、環境への負担を低減する循環型社会を目指しています。  皆さんの家庭から出るごみも、一人一人の取り組み次第で大切な資源となります。ごみを減らすことは、自然豊かな市の環境を守り続けていくことにつながる、大切なことなのです。 5R リデュース Reduce ごみの排出を減らす リユース Reuse 再利用する リフューズ Refuse 不要な物は買わない リペア Repair 修理しながら使う リサイクル Recycle 再資源化する