8ページ Pick up! 輝け君の汗と涙 北信越総体 2021  7月24日(土曜日)から8月24日(火曜日)にかけて、北信越(福井県、新潟県、富山県、石川県、長野県、和歌山県)で開催される全国高等学校総合体育大会に、市内の選手たちが出場します。  高校生日本一を目指し日々練習に励む選手たちを、みんなで応援しましょう。 ●ホッケー 築館高等学校 女子ホッケー部 ●相撲(団体・個人) 小牛田農林高等学校 1年 三浦 謙斗(みうら けんと)さん(栗駒桜田下) 小牛田農林高等学校 1年 伊藤 航太(いとう こうた)さん(築館西町) 小牛田農林高等学校 3年 後藤 大翔(ごとう ひろと)さん(栗駒中文字) ※7月9日(金曜日)までに出場が決定し、情報提供があった選手を掲載しています。 いっしょにやっぺし! Group 52 ヘルスアップ愛好会  私たちは、平成31年2月に結成した運動を楽しむ団体です。会員は50代から70代の男女30人で、第2、第4月曜日の午後1時30分から、一迫活性化センターで新型コロナウイルス感染症対策を万全に行い、活動しています。  活動は、インストラクターを招き、ストレッチやゴムボールを使った筋力運動、音楽に合わせたリズム体操などを行っています。一人一人自分の体の状態に合わせ、無理のない範囲で運動を楽しんでいるので、運動が苦手な人でも気軽に始められます。また、この会に集った人たちの間で新たなつながりが生まれ、友達の輪が広がっていくのも、魅力の一つです。  みんなで運動することは、健康寿命を延ばすことにつながります。ぜひ、私たちと一緒に楽しく体を動かしてみませんか。 問い合わせ先 ヘルスアップ愛好会 佐藤 電話54-2131 ※市内で活動する団体の情報をお寄せください 9ページ geopark 自然災害との共生と豊穣の大地の物語 栗駒山麓ジオパークだより 58 問い合わせ先 ジオパーク推進室 電話24-8836 ジオパーク 市ウェブサイト ジオパーク Facebook ジオパークと保全⑤ ~プロフェッショナルに聞く栗駒山麓ジオパークの保全~  世界中のジオパークを見てきた栗駒山麓ジオパーク推進アドバイザーの目代 邦康(もくだい くにやす)先生に、地学的自然遺産を保全することの重要性についてお話を聞きました。  ジオパーク活動の中心的な概念は、地学的自然遺産(geoheritage(ジオヘリテイジ))の保全です。みなさんがジオサイトと呼んでいるものは、このジオヘリテイジの中から選ばれた、管理・活用をきちんとしようとしているものです。日本では、ジオパークが地域振興に貢献するプログラムとして受け入れられてきた経緯があるため、あまり遺産の保全活動やその理論化が進んでいません。そうした中で、ジオパークの仕組みを使って荒砥沢地すべりの保全を行っている栗駒山麓ジオパークは、日本にあるジオパークの中で優れた実績を積み重ねてきた場所といえます。  これまで自然環境の保護・保全活動は生物が対象となることが多く、生物学や生態学といった学問が実践を支えてきました。一方で、地学的事象はその多面的な価値が理解されることは少なく、地学の研究者は保護・保全について深く議論することがあまりありませんでした。こうした議論の蓄積が少ない中で、ジオパークの活動はどのように地学的自然遺産を保全するのか、また、それを行うことでどのような利益がもたらされるのかを考えながら実践していくという、大変挑戦的なものになっています。  栗駒山麓ジオパークは、各方面と調整し、巨大な地すべりを保存するという、他に例をみないことを実践してきました。この取り組みは日本のみならず、湿潤な気候で、かつ地殻変動が活発なアジアの多くの地域に対して、地学的自然遺産の保全のあり方を示す良い手本になるでしょう。  今後は、残された地学的自然遺産の保全のより良い形を絶えず検討し、新しい実践を生み出してほしいと思います。 東北学院大学教養学部准教授・博士(理学) 目代 邦康 氏 【プロフィール】  研究分野は地形学や資源保全論など多岐にわたる。ジオパークに関する論文や書籍を多数執筆。 写真 ▲荒砥沢地すべり滑落崖の様子 なつやすみ特別イベント2021を開催  栗駒山麓ジオパークビジターセンターでは、楽しみながら防災・減災について学べるイベントを開催します。  期間中は、ビジターセンター内で「栗駒山麓のめぐみ」認定店舗による出張販売も行います。  ぜひ、お越しください。 ●日時 8月7日(土曜日)~9日(月曜日) 午前10時~午後4時 ●内容 □VR体験 □栗原地方ダム総合事務所による出前講座 □川の働きや河川の地形を再現できるエムリバー装置を使った実験 他 写真 ▲360度大迫力の映像で空中散歩できるVR体験の様子