2ページ 新年のあいさつ  新たなスタートを切る豊かな年に 明けましておめでとうございます。  市民の皆さまにおかれましては、清々しい気持ちで新年をお迎えのことと、お慶び申し上げます。  昨年は、秀峰「栗駒山」が国定公園に指定されてから50周年の区切りの年であると同時に、この栗駒山を中心に未曽有の被害をもたらした平成20年岩手・宮城内陸地震の発生から10年という節目の年でもありました。栗原市は、素晴らしい自然や安全安心な農産物など、自然と共生するまちでありますが、時に、この自然の猛威に立ち向かわなければならず、防災、減災への強い思いを新たにする1年でもありました。  さて、就任以来、市民一人一人の意見や提案を大切にし、均衡ある市へ躍進するため、若者定住を進めながら、教育・医療・雇用を中心とした各種施策を推進してまいりました。  その中で、まちづくり広聴事業として、「市長カフェ」を始め、「女性会議」や「若者会議」などを開催し、さまざまな角度からのご提言をいただいているところですので、今後の市政運営に反映してまいりたいと考えております。  また、8月に開催しました栗原市民まつりにおきましては、新企画「栗原めしコンテスト」や「のど自慢大会」、そして、栗原ドリームアンバサダーのパンダライオンMOZ氏らに「I.N.K.~カモンベイベー栗原~」を披露いただき、熱気あふれる祭りとなり、協力いただいた関係者と参加者の皆さまに心から感謝申し上げます。  今年は、5月に改元を控えた平成最後の年であるとともに、干支も十二支最後の「亥年」です。そして、来年2020年は「子年」で干支が新たなスタートを迎えるとともに、東京オリンピック開催など日本中が活気に沸く年となります。2019年は、これらを見据えながら、「市民が創るくらしたい栗原」の実現に向けて、さまざまな課題の解決に取り組んでまいります。  皆さまにとりまして、実り多き豊かな年になることを願い、新年のあいさつといたします。 栗原市長 千葉 健司(ちば けんじ) 3ページ 新たな時代に向けて  謹んで新年のごあいさつを申し上げます。  皆さまにおかれましては、希望に満ちた輝かしい新春をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。  また、本市の市政運営ならびに議会活動に対しまして、皆さまの温かいご支援、ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。  さて、本年は30年間続いた平成の時代が終わり、新しい時代へと移り変わる節目の年となります。  平成の時代を顧みますと、平成の大合併では、栗原郡10町村が合併し、栗原市が誕生いたしました。合併から3年後の平成20年には、岩手・宮城内陸地震、平成23年の東日本大震災、平成27年の関東・東北豪雨と次々に大規模な自然災害に襲われ、甚大な被害を受けるなど、市にとって平成の時代は厳しい時代であったように思います。  しかしながら、全国の皆さまのご支援と市民の皆さまのご努力とご協力により、地域は自分たちで守るという自主防災組織の構築と地域支援、地域組織力を強化し、この苦難を乗り越えることができたものと確信しております。  まもなく新しい元号とともに、希望に満ちた新たな時代の幕開けとなります。  2020年には東京オリンピックが開催され、25年の万国博覧会の開催地が大阪に決定いたしました。昭和の時代に東京オリンピック、大阪万博が開催されたときの日本は、急激な経済成長とともに国際的にも発展いたしました。当時のような2大プロジェクトに国民は大きな期待を寄せるものと存じます。  市民の代表である我々市議会といたしましては、これまで以上に皆さまの多様な意見を市政に適切に反映させる責務を担うことになりますことから、議員一人一人が研鑽に努め、資質の向上を図ることはもとより、市議会が皆さまのより身近な存在でなければならないと考えております。  新しい時代になりましても、市民の皆さまと協働しながら、未来を創る市の原動力となるよう発展させ、より開かれた議会を推進してまいりたいと存じます。  本年も全議員が一丸となり、豊かな市政運営の実現と市勢の発展に尽くしてまいりますので、ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆さまのご健勝とご多幸をご祈念申し上げまして、新年のごあいさつとさせていただきます。 栗原市議会議長 瀨戸 健治郎(せと けんじろう)