くりでんクラウドファンディングの寄附募集による車両塗装について
更新日:2023年3月15日
車両塗装が完了しました
皆様からいただきましたご支援により塗装の塗り直しを行ってきましたが、この度作業が完了し、元のキレイな姿に復活することができました。
寄附者の皆様をはじめ、これまでKD95の復活劇を支えていただいた皆様に改めまして深く感謝申し上げます。
復活したKD95は、2023年(令和5年)4月16日(日曜日)の「くりでん乗車会」でお披露目します。
2023年(令和5年)3月15日
塗り直し作業が完了した綺麗な姿です。
- KD951
- KD953
2023年(令和5年)2月28日
塗装作業が概ね完了し、綺麗な車体が復活しました。
写真はKD951です。
2023年(令和5年)2月21日
KD953の中塗が完了しました。
KD951は上塗作業中です。
2023年(令和5年)2月9日
塗装をはがしたKD953の様子です。
2023年(令和5年)2月8日
作業現場となる車庫の内部へ足場の設置が完了しました。
これから劣化した塗装をはがす作業を行います。
2023年(令和5年)2月7日
いよいよ今日から現場作業が始まります。
KD951(手前)とKD953(車庫内)は静かにその時を待っています。
寄附をいただいた皆様へ(御礼)

2022年(令和4年)7月1日から10月31日までの4か月間、クラウドファンディングによる寄附募集を行ったところ、全国各地からくりでんを応援する声や、くりでんの現役当時の姿を懐かしむ声など、心温まるメッセージとともにたくさんのご寄附をいただきました。
多くの皆様のご支援に深く感謝申し上げます。
いただいた寄附金につきましては、今後「KD95」車両の塗装の塗り直しに活用させていただきます。
来年4月の乗車会では、綺麗な姿に復活した「KD95」で皆様をお迎えいたしますので、ぜひくりはら田園鉄道公園にお越しいただきますようお願いいたします。
栗原市長・佐藤智
寄附金額
2,006,095円
くりでんのシンボル「KⅮ95」を現役当時の姿に復活させるためにカッコよく塗装したい!
栗原市では、くりでんのシンボル車両「KⅮ951」と「KⅮ953」の塗装の塗り直しを行うため、取り組みに賛同いただける皆様からの寄附をクラウドファンディング型ふるさと納税により募集しました。
募集期間は2022年(令和4年)9月30日までの予定でしたが、より多くの皆様にプロジェクトに賛同していただくため、10月31日まで1か月間延長して受け付けしました。
プロジェクト概要
「くりはら田園鉄道(くりでん)」は、1921年(大正10年)から約90年間にわたって営業を続け、2007年(平成19年)3月に廃線となりました。
2017年(平成29年)にオープンした「くりはら田園鉄道公園」で、動態保存車両として運行しているくりでんの看板車両「KD951」と「KD953」は、近年、経年劣化で塗装のはがれが目立ってきました。
これではせっかくのスタイリッシュな姿が薄れ、乗車会に来場した皆様をがっかりさせてしまいます。
今回、劣化が激しい塗装を塗り直し、現役当時のカッコいい姿に復活します。
KⅮ953
経年劣化により塗装の一部がはがれ落ちているほか、全体的に塗装のひび割れや剥離が生じているKⅮ953
KD951
紫外線の影響で南側片面が白く変色しているほか、塗装のひび割れや剥離が生じているKD951
目標金額
3,300,000円
寄附募集期間
2022年(令和4年)7月1日から10月31日まで
関係者の想い
栗原市長・佐藤智

くりはら田園鉄道公園は2017年(平成29年)4月1日にオープンしました。その中で「くりでんミュージアム」と並んで集客の目玉となっているのが旧若柳駅構内で開催している「くりでん乗車会」です。
くりでん乗車会には、毎回、市内外から多くの家族連れや鉄道ファンの皆様にお越しいただいています。その様子を見るたびに、廃線から15年が経った今もなお、くりでんは多くの人々に親しまれ、愛されていることを実感しています。
現役当時、地域の発展に大きく貢献してきたくりでんは、今でも地域の大切な宝です。今後も多くの皆様の笑顔を乗せて安全第一で運行を続けていくためには、車両や設備を大切に保存し、継続的に補修や整備をしていく必要があります。
そのためには皆様の応援と後押しが必要です。
本プロジェクトを通じて、多くの皆様の御支援をお願い申し上げますとともに、より多くの皆様にくりでんを知っていただき、訪れていただくきっかけになることを願っています。
くりでん保存愛好会会長・鎌田健
くりはら田園鉄道の前身であります栗原軌道株式会社が1918年(大正7年)12月に設立されました。
以来、90年間、地域住民の生活の足、産業鉄道、そしてこの地方のシンボルとして走り続け、2007年(平成19年)4月1日、地域住民、全国の鉄道ファンに惜しまれながら鉄道運行を廃止いたしました。
「くりでん」は、最後まで昔ながらの古い方式を守り続けて運行し、関係するすべてが貴重な資料で全線が動く資料館でした。
廃止から3年後の2010年(平成22年)4月にくりでん保存及び活用のための支援を行うことを目的として、私たちの「くりでん保存愛好会」が設立され、以来13年間、くりでん乗車会の安全運行に協力してまいりました。
この度、乗車会に使用しているKD95型の塗装がはがれるなどしてきたため、塗装の塗り直しを行い、お客様に気持ちよく乗車して頂きたいと思いますので、皆様からのご支援をお願いします。
私達愛好会会員は、大好きで貴重なくりでんの動態保存が永遠に続きますよう、今後も協力してまいります。
寄附金の取り扱いについて
このプロジェクトへの寄附は、ふるさと納税制度の対象となり、控除限度額の範囲内で寄附額から2,000円を差し引いた金額で所得税や住民税の還付・控除が受けられます。
関連リンク
- くりはら田園鉄道公園(外部サイトにリンクします)
- ふるさとくりはら応援寄附金(ふるさと納税)(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
企画部 企画課
郵便番号:987-2293 宮城県栗原市築館薬師一丁目7番1号
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窓口の場所:本庁舎3階
直通番号:0228-22-1125
ファクス番号:0228-22-0313