市税を滞納すると
更新日:2025年1月15日
住民税や固定資産税、軽自動車税などの市税は、市民の生活を支える行政サービスの重要な財源となっています。納期限までに税金を納めず滞納した場合、どのような滞納処分が行われるのか、また、滞納処分を避けるためのポイントを含めて紹介します。
滞納処分の流れ
- 督促状の送付
納期限までに市税を納めなかった場合、督促状が送付されます。 - 延滞金の発生
延滞金は滞納期間に応じて発生し、完納するまで増加し続けるため、早期に納付を行うことが重要です。 - 催告書の送付
督促によって納付されない場合、財産の差押えを前提とした催告書が送付されます。 - 財産の調査
催告によって納付されず、税務課へ相談もない場合、金融機関や保険会社、勤務先や取引先、官公署などに対して財産等の調査を行います。 - 差押えの執行
財産調査で判明した預貯金や保険金、給与や売掛金などの債権の差押えが執行されます。また、宮城県地方税滞納整理機構と連携し、差し押さえられた物品は官公庁オークションなどで売却され、その代金が滞納市税に充当されます。
滞納処分を避けるポイント
税金の滞納は、最終的に滞納者自身に不利益な結果を招きます。滞納処分を避けるため、次の点に留意してください。
- 納期限を守る
税金の納期限を守り、遅れずに納付することが最も大切です。市から送付される納付書や通知をしっかり確認し、期限内に納付してください。 - 口座振替の利用
納期限内に納付できるよう、口座振替を利用することをお勧めします。 - 早期の相談
けがや病気、事業の休廃止、失業などにより一度に納付することが難しい場合は、速やかに税務課へ相談してください。
市税の納付方法について
市税は、金融機関、コンビニエンスストア、郵便局、またはスマートフォンアプリを利用して納付することができます。なお、納期限を過ぎた場合は、納付書を再発行することもできますので、税務課へ相談してください。