会津と栗原の絆
更新日:2018年11月01日
今年は戊辰戦争が勃発してから150年の節目の年です。
先月、エポカ21を会場に「会津フェスタinくりはら」が開催され、室井会津若松市長もお越しいただき、一緒に盛り上げていただきました。
今回、このようなイベントが開催された背景として、今から150年前の戊辰戦争で会津藩が敗戦し、会津藩主であった松平容保(まつだいらかたもり)の息子、容大(かたはる)ら旧藩士が奥州街道を下向(げこう)して、移住先の御新領斗南藩(しんりょうとなみはん)(現在の青森県むつ市)へ向う途中に、旧有壁本陣に立ち寄ったことがあげられます。 その際、宿に泊めてもらう代わりに「葵御紋の長持」を旧有壁本陣に預け、それ以降、旧有壁本陣で現在まで大事に保管されていることが、会津と栗原をつなぐ架け橋になっています。
この「長持」による縁を大事にし、今後も友好を深めていきたいと思います。
2018年11月1日(木曜日)栗原市長 千葉 健司
【写真】
〔左側〕旧有壁本陣当主 佐藤 庄衛(さとうしょうえい) さん
〔右側〕会津若松市 室井 照平(むろいしょうへい) 市長
【写真】葵御紋の長持