熱中症を予防しましょう!
更新日:2023年4月9日
気温や湿度の高い状態が続くと、熱中症になる危険性が高くなります。
熱中症は屋外だけではなく、屋内においても発生し、重症化すると命にもかかわる可能性があります。
水分補給や温度管理など正しい知識と適切な対応で熱中症を予防しましょう。
熱中症とは
気温や湿度の高い環境に長くいることで、体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能が正常に働かなくなることによって現れる、さまざまな症状をまとめて熱中症と呼びます。
こんなときにおこりやすい
熱中症は気温や湿度が高く、風が無かったり、弱かったりする日におこりやすいです。
屋外では、直射日光、アスファルトからの照り返しの強い場所、風通しの悪い場所など、屋内では室温や湿度の高い浴室や体育館などには気をつけましょう。
高齢者や幼児、体調の悪い人、持病のある人、暑さに慣れていない人が熱中症になりやすいので、気をつけましょう。
熱中症予防のポイント
暑さを避ける工夫をしましょう
- 扇風機やエアコン等で室温を調整しましょう
- 外出時は日傘や帽子を着用し、木陰を利用して休憩を取りましょう
- 体の蓄熱を避けるため、通気性のよい衣服を選びましょう
- 炎天下の外出を控えましょう
こまめに水分を補給しましょう
- 室内でも、屋外でも、のどの渇きを感じる前に、こまめに水分補給をしましょう
- 大量に発汗する状況では水分だけでなく、塩分も補給しましょう
暑さに備えた体づくりと、日頃から体調管理をしましょう
- バランスよく食べ、朝ごはんをしっかり食べるようにしましょう
声をかけ合いましょう
- 家族やご近所同士で、水分補給や休憩を勧める声をかけあいましょう。
このような症状が出たら、熱中症を疑いましょう
- めまい、立ちくらみ
- 軽い頭痛、吐き気
- 体のだるさ、体に力が入らない
- 顔のほてり、顔が赤くなる
- 汗が大量に出る
- 足がつる、こむらがえり
熱中症かもと思ったら
- 木陰やエアコンのきいた涼しい場所に移動しましょう。
- 服をゆるめ、体からの熱を逃がし、首のまわり、わきの下や足のつけ根などを氷で冷やしましょう。
- 水分や塩分を補給しましょう。
注:ただし、意識障害があるときは気道に入る恐れがあるので、口からの水分補給は禁物。その時は救急車を呼びましょう。 - 反応がおかしいなどの意識障害や反応が鈍いとき、歩けない、けいれんがあるときはすぐに救急車を呼びましょう。
熱中症に関する詳しい情報は、次の関連リンク先をご参照ください。
関連リンク
- 宮城県ウェブサイト「熱中症を予防しましょう」(外部サイトにリンクします)
- 環境省 熱中症予防情報サイト(外部サイトにリンクします)
- 厚生労働省ウェブサイト「熱中症関連情報」(外部サイトにリンクします)