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栗原市
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姉妹都市

更新日:2023年3月10日

台湾南投市

栗原市は台湾南投市と姉妹都市提携を締結しています。

両市は、共に震災等の自然災害の教訓を活かしたまちづくりへの取り組みを共通点として、2015年(平成27年)7月の訪問をきっかけに、交流が始まりました。

2016年(平成28年)3月14日に両市の理解と友好を深めるため、国際友好交流協定を締結。
経済、文化、学校、スポーツ交流など幅広い分野で交流を行い、相互理解と交流を深めてきました。

2020年(令和2年)11月23日、両市は姉妹都市提携の調印式をオンラインで行い、姉妹都市となりました。
今回の提携を契機として、両市は様々な分野での交流を深め、友好の絆をさらに強くしていきます。
また、今後は民間主体の草の根交流への進展も期待しています。


南投市の概要

南投市は、台湾の中部に位置し、南投縣の県庁所在地で、同地域の政治と経済の中心地です。

南投の地名の由来は、清王朝(18世紀)の時代に中国沿岸部からの移民が現在の南投市に集落を作り、台湾先住民族の集落名であった「南投社」にちなみます。

1999年に台湾中部を襲った台湾大地震(921大地震)で壊滅的な被害を受けましたが、現在は復興し、活気を取り戻しています。

同市は、内陸部の丘陵地帯にあり、気候は温暖で、土壌が肥沃なことから農業がとても盛んで、烏龍茶や梅、ライチ、パイナップル、バナナ、リュウガン、文旦などの特産品があり、近年はコーヒーの生産にも力を入れています。

日本でも人気の台湾生まれのスイーツブランド、サニーヒルズ(微熱山丘)の発祥地で、東京南青山に出店しています。

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  • 人口:99,160人(2020年8月現在)
  • 面積:71.21平方キロメートル(金成地区とほぼ同じ)
  • 南投市の市章
    nanto_emblem

台湾南投市【海外サイト】(外部サイトにリンクします)


両市の交流と姉妹都市提携までの経緯

  • 2012年(平成24年)8月 佐藤元市長が台湾の外交代表機構である台北駐日経済文化代表処(東京)を訪問し、南投市を紹介される。
  • 2015年(平成27年)7月 佐藤元市長が南投市を訪問し、あたたかい歓迎を受ける。
  • 2016年(平成28年)3月 南投市長、議長等南投市政府代表団が来訪し、国際友好交流協定を締結。
  • 2016年(平成28年)10月 佐藤元市長、濁沼元議長、議会運営委員等栗原市代表団が南投市を訪問し、今後の交流の方向性について協議。
  • 2017年(平成29年)6月 南投市政府代表団が来訪し、翌年度から産業と学校分野で相互交流を行うことを決定。
  • 2018年(平成30年)7月 南投市学校交流選手団を受け入れ、若柳中学校で学校交流を行い、志波姫中学校卓球部と一緒に卓球交流親善試合を開催。
  • 2018年(平成30年)10月 千葉前市長、瀬戸元議長、市内産業分野代表者による栗原市代表団が南投市を訪問。栗原市内生産物の紹介とインバウンド観光推進を目的とした産業交流を行う。
  • 2019年(令和元年)10月 佐藤教育長、志波姫中学校卓球部によるスポーツ交流訪問団が南投国民中学校を訪問し、学校交流と卓球の交流親善試合を行う。
  • 2019年(令和元年)11月 南投市文化交流訪問団が来訪し、薬師まつりに参加し、市内で文化交流を行う。2020年に姉妹都市提携することについて合意。
  • 2020年(令和2年)6月 南投市より栗原市へマスク1万枚が寄贈される。
  • 2020年(令和2年)11月 姉妹都市提携の調印式をオンラインで開催。
  • 2021年(令和3年)6月 佐藤市長、佐藤副市長がオンライン会談を実施。
  • 2022年(令和4年)10月、12月、2023年(令和5年)2月 栗原西中学校と南投縣立中興國民中學がオンライン英語交流を行う。

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日本と台湾の絆

親日と言われる台湾では、日本の文化が受け入れられ浸透しています。

日本と台湾は、自由と民主主義等の普遍的な価値観を共有する、一衣帯水の隣国として密接な協力関係にあります。

両国の交流の歴史は浅いものの、その絆は深く結びついています。

台湾発展に貢献した日本人の功績は、今でも台湾で語り継がれています。

灌漑・電力・鉄道・上下水道等のインフラ整備、産業振興、医療と公衆衛生環境の向上、行政や教育の改革など幅広い分野で、多くの先人が台湾のために尽くしました。

児玉源太郎、後藤新平、新渡戸稲造等の活躍はよく知られていますが、台湾で最も尊敬されているのが八田與一です。同氏は水不足に苦しむ台湾南西部に当時世界最大級のダムを建設するなど灌漑に貢献し、不毛の地を農地に変え、農民たちを救いました。

日本を離れ命懸けで働き、台湾発展の礎を築いた日本人が台湾人から今でも尊敬され、日台の信頼の架け橋となっています。

台湾大地震や東日本大震災等の折には、相互に支援の手を差し伸べ、感謝と恩返しの繰り返しにより、理想的な友好関係を築き上げてきました。

困った時に助けてくれる友人こそが真の友人と言われますが、台湾はまさにその通りの親友の国であり、両国は心と心のつながったかけがえのない関係です。

2020年春、新型コロナウイルス感染症が急速に拡大し、マスクが入手困難となった時には、南投市が栗原市の窮状を察して、マスク1万枚を寄贈してくださいました。南投市のご厚意に、心より感謝いたします。


南投市へのアクセス

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バスの場合

台北市から南投市:約3時間30分

鉄道とバスの場合

  • 台北市から台中市:約1時間
  • 台中市から南投市:約1時間30分
    鉄道からバスの乗換時間:約15分から45分

車の場合、高速道路使用

台北市から南投市:約2時間30分

このページに関する問い合わせ先

企画部 市民協働課

郵便番号:987-2293
住所:宮城県栗原市築館薬師一丁目7番1号
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窓口の場所:本庁舎3階

直通番号:0228-22-1164
ファクス番号:0228-22-0313

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