次代へ継承するために
更新日:2022年6月1日
栗駒山麓を中心に大きな被害をもたらした、2008年(平成20年)6月14日の岩手・宮城内陸地震発生から今年で14年となります。
地震発生以降、ご支援ご協力をいただきました皆様に、改めて感謝と御礼を申し上げます。
この地震を忘れないために、「栗駒山麓ジオパーク」の活動が始まり、家族で楽しみながら学べる防災・減災教育の場としてオープンした、栗駒山麓ジオパークビジターセンターは、小・中学生の子供たちをはじめ多くの方にご来場いただいております。
また、子供たちのためにとの思いから「栗駒山麓ジオパークプロジェクト」にご賛同いただいた企業様より、「企業版ふるさと納税」としてご寄附を頂戴しており、タブレットで学べる「ジオ読本」のデジタル版の作成や同センターの企画展示などに活用させていただいております。
今後も、子供たちの世代に「豊かな 美しい くりはら」をつなぐため、活動の柱である「保全・教育・持続可能な開発」に関連した様々な活動を行ってまいります。皆様も栗原の美しい自然や歴史・文化に触れながら、ご家族で改めて自然災害との共生を考えるきっかけにしていただければと思います。
2022年6月1日 栗原市長 佐藤 智
【写真】小学校でのジオパーク学習