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![]() 双林寺境内にある薬師堂は瑠璃殿とよばれ、市民からは「お薬師様」「杉薬師様」と親しまれてきました。
天平宝字4年(760年)に孝謙天皇の勅命で開創され、天台宗の伽藍(がらん)48坊を構える医王山興福寺といわれていました。その後、度重なる火災で一堂を残すだけになりましたが、天正19年(1591年)に再建されて「双林寺」と改称、宗派も曹洞宗になりました。 現在の建物は蛙股造り方八間の堂で、釘を一本も使わず、くさびでしめている寛政初年(1791から1798年)の建築とみられます。石越村(現在の宮城県登米市石越町)の大工・菅原卯八師の建造といわれています。 【所有】 双林寺 電話:0228-22-5028 【交通】 ・JR東日本くりこま高原駅から自動車で約15分 ・JRバス東日本築館バス駅下車徒歩約5分 ・東北自動車道築館インターチェンジから自動車で約5分 |
![]() つきだて薬師まつりの「御礼の情景(儀式)
薬師堂では、毎年11月3日文化の日に開催される「つきだて薬師まつり」の「藤原一族薬師まいり」のハイライト「御礼の情景(儀式)」が行われます。 つきだて薬師まつりは、栗原市に伝わる物語「しづはた姫物語」に縁のあるお祭。奥州藤原氏の環姫(幼名:しづはた姫、後の北の方)が平泉に向かう途中で病に倒れ、栗原市築館の杉薬師如来に祈願したところ、たちどころに快癒し、その御礼に平泉から藤原一族が杉薬師にやって来る様子をパレードで再現しています。 |
![]() 宮城県指定天然記念物の姥杉は、双林寺境内の東端にあり、高さ34メートル、目通りの周囲10メートルの巨木です。樹齢は1200年を越えるといわれ、「薬師の姥杉」とよばれ市民から親しまれています。
現在は途絶えていますが、年末の「しめ縄奉納祭」では、青年たちがこの巨木に飾る太いしめ縄を担いで街中を練り歩き、地域の安奉と発展を祈願して姥杉にしめ縄を奉納していました。 |