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ここから本文薬師堂(瑠璃殿)・姥杉(2007年12月26日更新)

薬師堂(瑠璃殿)

写真:薬師堂(瑠璃殿)
 双林寺境内にある薬師堂は瑠璃殿とよばれ、市民からは「お薬師様」「杉薬師様」と親しまれてきました。
 天平宝字4年(760年)に孝謙天皇の勅命で開創され、天台宗の伽藍(がらん)48坊を構える医王山興福寺といわれていました。その後、度重なる火災で一堂を残すだけになりましたが、天正19年(1591年)に再建されて「双林寺」と改称、宗派も曹洞宗になりました。
 現在の建物は蛙股造り方八間の堂で、釘を一本も使わず、くさびでしめている寛政初年(1791から1798年)の建築とみられます。石越村(現在の宮城県登米市石越町)の大工・菅原卯八師の建造といわれています。

【所有】 双林寺 電話:0228-22-5028
【交通】
・JR東日本くりこま高原駅から自動車で約15分
・JRバス東日本築館バス駅下車徒歩約5分
・東北自動車道築館インターチェンジから自動車で約5分
写真:つきだて薬師まつりのハイライトシーン
つきだて薬師まつりの「御礼の情景(儀式)
 薬師堂では、毎年11月3日文化の日に開催される「つきだて薬師まつり」の「藤原一族薬師まいり」のハイライト「御礼の情景(儀式)」が行われます。
 つきだて薬師まつりは、栗原市に伝わる物語「しづはた姫物語」に縁のあるお祭。奥州藤原氏の環姫(幼名:しづはた姫、後の北の方)が平泉に向かう途中で病に倒れ、栗原市築館の杉薬師如来に祈願したところ、たちどころに快癒し、その御礼に平泉から藤原一族が杉薬師にやって来る様子をパレードで再現しています。

薬師堂の貴重な文化財

●木造薬師如来坐像(国指定重要文化財)
 薬師瑠璃殿の本尊で「薬師瑠璃光如来坐像」といいます。全体を1本のケヤキ材から丸彫りにつくり上げたもので、東北地方に現存する仏像では最古の一つといわれています。
●木造増長天立像・木造持国天立像(国指定重要文化財)
 薬師如来坐像を納めた厨子の左右に立っている木造持国天立像の四天王のうちの2体。素地に彩色したケヤキ材の一木彫で、下に踏んでいる邪鬼も一緒に彫り出している。
●銅造阿弥陀如来立像(宮城県指定重要文化財)
 善光寺阿弥陀如来といわれる型で造られている銅像。鎌倉時代後期の作。
●木造地蔵菩薩立像(宮城県指定重要文化財)
 杉薬師双林寺では、延命地蔵尊と名付けられています。はりぎり材の一木造で、衣丈が美しい線を描いて彫り出されています。
【文化財収蔵庫】
・観覧:午前9時から午後5時まで、年中無休
・大人300円、団体50人以上の大人200円、高校生100円、小学生・中学生50円
・観覧するには予約が必要です。
【問い合わせ先】双林寺 電話:0228-22-5028

姥杉(うばすぎ)

姥杉
 宮城県指定天然記念物の姥杉は、双林寺境内の東端にあり、高さ34メートル、目通りの周囲10メートルの巨木です。樹齢は1200年を越えるといわれ、「薬師の姥杉」とよばれ市民から親しまれています。
 現在は途絶えていますが、年末の「しめ縄奉納祭」では、青年たちがこの巨木に飾る太いしめ縄を担いで街中を練り歩き、地域の安奉と発展を祈願して姥杉にしめ縄を奉納していました。
問い合わせ先
築館総合支所市民サービス課産業建設係
〒987-2216 宮城県栗原市築館伊豆二丁目6番1号
電話:0228-22-1114  ファクス:0228-22-0311  メールアドレス:tsukidate@kuriharacity.jp

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