瀬峰一里塚は、直径10メートル、高さ1.8メートルで、道路をはさんで2基の土盛りが揃って残り、その間隔は約20メートルです。
一里塚とは、道路の両側に一里(約4キロメートル)ごとに土を盛った目印です。
瀬峰一里塚は、市道寺沢線沿いにあります。この道は、江戸時代、高清水宿から佐沼宿を経由して登米宿に至る旧佐沼街道で、旧奥州街道の脇街道として重要な性格をもっていました。周辺には、「駕籠立場」などの地名も残っています。
一里塚は、明治時代以降に道路拡幅のため撤去されたので、瀬峰一里塚のように2基が揃っているものが少なく、大変貴重です。
周辺の道路沿いには、松の自然林があり、古道の名残をとどめています。かつては、「松並街道」とも呼ばれていました。この付近の標高は、約55メートルで北に栗駒山、南に加護坊山が遠望できるなど、景観的にも優れています。また、旧佐沼街道沿いの文化財にも標柱を設置し散策できるようにしています。新緑の季節に、瀬峰一里塚周辺を散策してはいかがでしょうか。
●種別:宮城県指定文化財、平成2年7月31日に指定
●所在地:栗原市瀬峰北ノ沢55‐6、瀬峰寺沢174‐3、瀬峰寺沢168‐2
●交通アクセス:東北自動車道築館インターチェンジから自動車で15分