• くりはら研究所だより第68号
  • 2012年9月16日(日曜日)発行

【活動レポート】栗駒山麓ジオガイド養成講座

震災からの復興とジオパークを目指して

 この講座は、ジオパークやジオガイドに関心のある方を対象に、全8回の予定で開催しています。
 講師にはジオパーク関係者や有識者、ガイドとして活躍している方などを招き、ジオパークの魅力や地域の文化を伝えるガイドとしての基礎知識とポイントを学びます。 今回は、第1回から第3回の講座のポイントを紹介します。 

第1回『岩手・宮城内陸地震 復興までの道のり』
6月14日(木曜日)/市民活動支援センター

第1回講師の金沢氏

【講師】栗駒耕英行政区長 金澤 大樹 氏

 栗原が目指すジオパークは、震災からの復興がキーワード。受講者にあらためて岩手・宮城内陸地震を振り返ってもらうため、講師の金澤氏に震災当時の状況などの講話をいただきました。
 

復興への取り組み、そして復興から発展へ

  • 耕英地区では個人の復興がなければ、地域全体としての復興はないと考えている。

  • 震災を「マイナス」から「プラス」への転換と考え、大崩壊した荒砥沢ダム上流部を中心とする「ジオパーク構想」を栗原市が  本格的に打ち出したことは、復興から発展を目指す耕英地区にとっても喜ばしいことであり、発展の追い風になるものと思う。

  • 震災の記憶と経験を風化させないためにも、われわれは多くの人々に伝えていく必要があり、耕英地区の住民が伝えていくことは当然ですが、ジオガイド養成講座の受講者が伝えていくこともとても重要だと思う。

第2回『ガイドとしての基礎知識について』
6月27日(水曜日)/市民活動支援センター

第2回講師の馬渡氏

【講師】多世代はうす文字倶楽部 代表 馬渡 達也 氏

 受講者にガイドとして活躍するための基礎知識を学んでもらうため、講師の馬渡氏に話し手としての伝える技術の講話をいただきました。
 

ガイドとしての役割

  • 教えるのではなく、体験を通して参加者が自ら気付いたり学んだりすることを助ける役割であること。

  • 情報をそのまま伝えるのではなく、情報の背後にある意味や価値を伝えること。

  • 目指すことは、教えることではなく、参加者を刺激(挑発)すること。

第3回『美の郷ゆざわジオパーク構想・ジオガイドの実践を通じて』
7月10日(火曜日)/栗駒総合支所

第3回講師の沼倉氏【講師】秋田県湯沢市ジオパーク推進室  沼倉 誠 氏
【講師】湯沢市ジオパーク推進協議会 加賀美 典明 氏

 ジオパークを目指している地域のジオパーク構想や、すでにガイドとして活躍している方のお話から、ジオパークの取り組みを理解してもらうため、県境で栗原市と接している秋田県湯沢市の方々から講話をいただきました。
 

ジオパークを目指す目的第3回講師の加賀美氏

  • ジオパークを目指すことは、地域の良さをあらためて見直し、ここに住んでいて良かったと再認識すること。

  • そこに住む方々が地域の良さを知ることで生まれる

  • 「郷土愛」を醸成しながら、地域の資源をうまく活用し、産業や経済活動に生かすなど、充実した暮らしができる地域を作ること。

  • その地域の資源を後世まで継承することで、脈々と続く、世界に一つだけの郷土の繁栄を目指すこと。

将来に向かって

  • すでに栗駒山麓を囲む市村で観光協定を結んでおり、将来的にジオパークも連携し、環栗駒ジオパークといった大きな取り組みが必要。

 

■第4回栗駒山麓ジオガイド養成講座は、広報くりはら8月16日号で内容を紹介しています。

【お知らせ】栗原市観光物産協会は一般社団化へ

くりはら田園観光都市実現に向けて 8月31日 新たなスタート

就任のあいさつをする渡邉会長 市では、地域資源を活かした「着地主導型ツーリズム※」による観光産業づくりの実現のため、地域のさまざまな情報を一元管理し、観光情報の発信および案内機能を兼ね備え、地域の魅力を感じてもらう旅の企画や旅行商品の販売を行うことのできる組織の構築が必要と考え、受け皿となる組織として最もふさわしい市観光物産協会に、これまで指導・支援をしてきました。
 8月31日(金曜日)、市観光物産協会は、自立運営への転換と旅行商品の販売に向けた旅行業登録のため、一般社団法人として設立され、会長渡邉 一正 氏をはじめとした役員体制で、新たにスタートしました。 今後は、来年に開催される「仙台・宮城デスティネーション・キャンペーン」、「ゆっくりひとめぐり栗駒山麓連絡会議」連携事業などを、栗原の魅力を広く発信できる絶好の機会としてとらえ、多くの観光客に楽しんでいただけるよう協会と連携を図りながら、「くりはら田園観光都市」の実現に向けたさまざまな事業に取り組んでいきます。
※受け入れ地域(観光地)が、お客様の目的(ニーズ)にあった資源を発掘・編集・整理した情報を発信し、誘客する観光形態です

  • 会員募集 市観光物産協会では、旅行商品の企画や、物産販売などに取り組んでいただける会員を募集しています 対象は、個人、法人・団体を問いませんので、気軽に問い合わせください

  • 問い合わせ先 栗原市観光物産協会事務局 電話:0228-25-4166(ファクス兼用)

【お知らせ】くりはら博覧会「らいん」2012秋開催

体験と交流のプログラムで、くりはらを体験する36日間

10月17日(水曜日)から11月21日(水曜日)【大安から大安まで】

麦刈りワークショップ[主催]くりはらツーリズムネットワーク [協力]栗原市

くりはら博覧会「らいん」とは

 栗原市の魅力を交流しながら体験する博覧会です。
 36日間の開催期間中に、くりはらツーリズムネットワークの会員が、専門性や得意分野を生かした多様なテーマのプログラムを実施します。
 プログラムは、商品のカタログを見るように、好みのものを気軽に選ぶことができます。
 また、普段はなかなか体験できないことや、触れ合う機会がない栗原の人々と交流することができます。

プログラムの内容は

 地元食(豆腐・味噌など)の料理教室、そば打ち体験、りんご狩りなどを予定しています。そのほかにもさまざまなプログラムを用意していますので、ぜひ参加してください。
 各プログラムなどの詳しい内容は、広報くりはら10月16日号でお知らせします。
 また、「らいん」ガイドブックは、後日、各総合支所窓口に備え付ける予定です。


【問い合わせ先】

くりはらツーリズムネットワーク
(所在地)〒987-2216 栗原市築館伊豆二丁目6番1号 市民活動支援センター貸事務
電話:0228-23-0050(ファクス兼用)※祝日を除く火曜日から土曜日の午前10時から午後5時まで
Eメール kurihara.tn@gmail.com
ホームページ http://ktnpr.web.fc2.com/

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