• くりはら研究所だより第112号
  • 2016年6月1日(水曜日)発行

シリーズ ジオパーク 36
平成28年度ジオパーク推進事業について

4月20日(水)/志波姫地区 エポカ21

 栗駒山麓ジオパーク推進協議会の平成28年度総会が開催され、事業計画などを協議しました。
 ジオパーク元年と位置づけされる今年度の事業計画を紹介します。

基本方針

 平成24年から始まった「栗駒山麓ジオパーク構想」は、これまで36の協議会構成団体の協力のもと、ガイドなどの人材育成や広報宣伝活動、説明看板整備などの様々な活動を実践し、その実績が評価され、平成27年9月に『日本ジオパーク』として認定されました。
 今年度を「ジオパーク元年」と位置づけ、さらなるレベルアップを図るため、市民を対象としたジオツアーの実施や施設整備事業などソフト・ハード事業を併せて進めていきます。

事業内容

画像:編成作業の様子 今年度、新たに取り組む事業の主なものを紹介します。

  • ジオ読本の作成と活用
    編成作業が進められている防災ジオ読本。これを活用した学習プログラムを作成し、市内の小・中学校を対象にジオパークと防災・減災教育(ふるさと教育)を実施します。
  • (仮称)栗駒山麓ジオパーク学術研究等奨励補助事業
    学術資料の蓄積や情報発信などを目的として、栗駒山麓ジオパークのエリア内(市全域)を対象とする地形・画像:整備計画が進められている旧栗駒小学校地学、自然・環境、考古、歴史などに関する調査・学術研究を行う研究者などを対象に、その研究への助成事業を実施します。
  • (仮称)ビジターセンター整備に係る検討
    栗駒山麓ジオパークの拠点施設となる「ビジターセンター」設置にむけ具体的な検討を進めます。
  • ジオパークアプリ導入事業
    「ジオパークぶらり」というスマートフォンやタブレット用の無料アプリがあります。画像:昨年のジオツアーの様子このアプリでは、栗駒山麓ジオパークの見どころやGPS機能を利用して位置情報も得られるようになります。現在、導入のための情報整理などの準備を進めています。 
  • 新たな観光・ツアー・アクティビティの創出
    協議会の構成団体でもある市内観光関係団体と連携し、観光・ジオツーリズムによる地域活性化の仕組みづくりや、栗駒山麓ジオパークの資源を活用したアクティビティ(野外での体験活動)を創出します。

今年の活動にあたり

 ジオパークは、大自然を舞台として、四季折々の楽しみ方、学び方があり、その対象も子どもから高齢者、居住地なども問いません。言い換えれば、「誰でも知ることができ、誰でも楽しむことができる場所づくり」が望ましい姿なのではと感じており、教育・研究・観光・ITなど関係する方々との協力が不可欠であります。種々事業がありますが、ひとつずつ丁寧に取り組んでいきたいと思います。

栗駒山麓ジオガイド養成講座(初級)受講生募集 

 ジオパークの魅力や地域の文化を来訪者に伝えるジオガイド養成講座(初級)を全8回の予定で開催しています。どなたでも受講できますので、ぜひ参加してください。

【第2回講座】

  • 日時 6月14日(火曜日)午後7時~
  • 場所 市民活動支援センター
  • 内容 ガイドの基礎知識
  • 受講料 無料
  • 講師 (公社)日本山岳ガイド協会認定ガイド 狩野 浩 氏
  • 申し込み 6月10日(金曜日)までジオパーク推進室に電話で申し込みください

栗駒山夏山シーズン到来

5月15日(日曜日)/栗駒山いわかがみ平

 5月15日(日曜日)、栗駒山夏山開きを開催し、いよいよ夏山シーズンがやってきました。新緑の中に、たくさんの高山植物が咲き、登山者を優しく迎えてくれます。

登山コース

画像:夏山開きを開催し登山者の安全を祈願 6月の栗駒山は、新緑と残雪を眺めながら登山が楽しめます。夏山開きにより、中央コース、東栗駒コースで登山を楽しむことができます。
 5月下旬には大地森コース、6月上旬には湯浜コース、7月中旬には表掛けコース、裏掛けコースは8月中旬ころから登山ができる予定で、多彩なコースが楽しめます。
 初心者や子ども連れでも登れる中央コースは、いわかがみ平から残雪の上を数メートル登ると、画像:栗駒山の新緑と残雪が残る中央コース整備された緩やかな登山道が続き山頂までは2時間ほどかかります。
 東栗駒コースは、いわかがみ平レストハウスの東側の登山道から入山し、途中コース内を流れる新湯沢の沢を登り山頂までは2時間30分ほどかかります。
 このほか、花の百名山と呼ばれる栗駒山の高山植物は、ニッコウキスゲ、タテヤマリンドウ、サラサドウダン、ワタスゲなどコースによっていろいろな花に出会えます。画像:6月の栗駒山は花ざかり サラサドウダンが見ごろになります

 ※時期やコースにより見られる高山植物が異なります。

防寒対策と装備

 登山道には雪が一部残っているため、登山靴や長靴などの防水性のある靴と、カッパや防寒着などの寒さ対策を忘れずに装備し、自分の体調にあった無理のない登山計画で行動し、栗駒山登山を楽しんでください。

栗原の食材を満喫

画像:栗駒耕英岩魚丼画像:花山そば 栗原のきれいな空気をたくさん吸い込み育った新鮮な食材を味わってみませんか。
 栗駒地区耕英の岩魚は、栗駒山の雪解け水などの清流により身が締まり、塩焼きにしてもおいしく、その岩魚を使用した「栗駒耕英岩魚丼」や花山地区では朝夕寒暖の差が生んだ甘みのある手打ちの「花山そば」、ふわふわした食感がおいしい「そばだんご」など、各店舗で、それぞれ違ったメニューが味わえます。ぜひ、お好きな味を見つけてください。

栗駒山麓まるかじりバス

 6月の栗駒山は、サラサドウダンやワタスゲ、ニッコウキスゲが見ごろを迎えます。栗駒山へ「栗駒山麓まるかじりバス」を運行しますので、ぜひ、利用してください。

  • 期間 6月4日(土曜日)~19日(日曜日)までの土曜日・日曜日
  • 運行ルート 
    • 登山者コース
      JRくりこま高原駅~いわかがみ平~栗駒山登山~栗駒山麓さくらの湯
    • 各施設めぐりコース
      JRくりこま高原駅~いわかがみ平~世界谷地原生花園~各施設~藍染湖公園
  • 費用
    片道 1,800円
    往復 3,500円
  • 申し込み 乗車希望の4日前までに問い合わせ先に、電話で申し込みください

 ※最少催行人数10人
 ※詳しくは、問い合わせください

【申し込み・問い合わせ先】
 一般社団法人栗原市観光物産協会 電話:0228-25-4166

「くりはら研究所だより」のPDFファイルを確認する

 くりはら研究所だよりPDF版のダウンロードのページへ移動する