• くりはら研究所だより第104号
  • 2015年10月1日(木曜日)発行 

シリーズ ジオパーク28. 
瀬峰中学校2年生がジオパーク学習を行いました

8月28日(金曜日)/栗原市 伊豆沼周辺

 今年4月からジオパークの学習に取り組んでいる瀬峰中学校では、前回の講話と体験学習に引き続き「河川の氾濫がもたらした平野に広がる地形と文化」をテーマとして、伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターと伊豆沼周辺で、現地学習を行いました。

水質調査

画像:こんな大きい貝もとれました 水は私たちの生活には欠かせないものです。自分たちの住む地域にある身近な河川と伊豆沼の水質(水の汚れ)を調査し、得られた結果から自然の大切さを考えました。
 伊豆沼に注ぐ2つの河川(荒川・照越川)と内沼に注ぐ河川(太田川)の3本の河川を調査地とし、調査には簡易な水質分析器具を使用しました。
 結果は、いずれの地点も水質の指標である化学的酸素消費量を表す数値が8以上と高い数値となりました。生徒たちは、きれいに見えても見えない汚れがあることや、少なからず水の中に住む生物に影響があることなどを学んでいました。

夏の伊豆沼体験学習

画像:意外に冷たいと言いながら伊豆沼を楽しんでいました 伊豆沼では、公益財団法人宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団の3人の研究員を講師に3つのプログラムを行いました。沼歩きコースでは、胴長を着用し、腰まで水につかりながら、希少な植物を採集していました。定置網コースでは、沼に仕掛けられた定置網から、クチボソなどを採集し、図鑑と照らし合わせていました。伊豆沼の水質測定と植物の話コースでは、水質調査を行い、水の汚れ具合いを再確認しました。

伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター見学

 午後からは、7月にリニューアルオープンした伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターを見学しました。
 自分たちの住む地域と伊豆沼周辺の生物の違いや暮らしぶり、平野部での生き物の変化などについて、答えを館内から探すクイズ形式の学習が行われました。ヒントを基に、生徒たちは、館内の隅々から答えを探していました。

遊覧船に乗る

 遊覧船乗船体験では、伊豆沼と内沼にわかれて、1周20分の湖上遊覧を体験しました。
 花の多い部分を選んで作成した特設コースにおいて、咲き乱れるハスの花やトンボなどの昆虫も見ながら遊覧を楽しみました。「すごく楽しい。もう一周したい。」といううれしい声も聞こえました。

学習を終えて

 水害の歴史や干拓についても学び、栗原のジオに少しずつ興味を持っていただけたと思います。次回の瀬峰中学校のジオパーク学習は秋の荒砥沢です。

栗駒山麓ジオサポーター会員募集

画像:栗駒山麓ジオサポーターの活動の様子 栗駒山麓ジオパークは、平成20年岩手・宮城内陸地震で生じた栗駒山麓崩落地の地形・景観を防災・学術研究、観光など多目的に活用し、自然、歴史、食などさまざまな地域資源と結び付けながら、地域活性化を目指して活動しています。この活動を、一緒に盛り上げてくれる、サポーター会員を募集しています。 

  • 対象
    活動趣旨に賛同いただける個人や団体であれば誰でも会員になれます
  • 活動
    PRイベントでのスタッフ参加、ジオポイントの写真撮影、各種講演会への参加など
  • 特典
    広報紙の購読、イベントの案内、モニターツアーへの招待など
  • 申し込み
    電話で申し込みください

くりはら観光塾「インバウンド・ステップアップ講座」

 市の観光に興味のある方や、実際に観光業に携わる方を対象に、「インバウンド・ステップアップ講座」を全9回開催しています。今回は、第6回の様子を紹介します。

第6回 観光中国語会話講座

画像:講師の発音に続いて、受講者が発音している様子8月25日(火曜日) 参加者  8人

  • 講師 千葉 菊未(ちば きくみ)氏
    千葉さんは中国瀋陽市出身、現在は栗原市に在住しています。中国の高校を卒業後、日本の大学に入学し、大学院を卒業後は、宮城県で登録通訳をし、大崎市職業訓練で「中国語講師」を取得。現在は市内小学校で中国からの帰国子女のサポートをしています。

 第6回講座からは「観光中国語会話講座」が始まりました。中国語を初めて学ぶ受講者がほとんどだったので、講座は中国語の主な6つの母音を発音することから始まりました。日本語にはない発音があり、講師の発音を真似しても、正確に発音が出来なかったり、受講者によって聞こえ方が異なるので、「ふりがな」をふってみても、それぞれ異なりました。
 中国語は、「声調」と呼ばれる音の上がり下がりの調子があり、この声調によって意味を区別し、声調ができないと、言葉が伝わりません。そのため、苦戦しながら何回も練習しました。
 最後には、覚えたての中国語で講師にあいさつをして講座を終えました。

都会の若者が地方の暮らしを体験「地域づくりインターン事業」

画像:初めての餅つき体験に悪戦苦闘9月1日(火曜日)から4日(金曜日)

 「普段の農家の暮らし」をテーマに、都会の学生が9月1日(火曜日)から4日(金曜日)の3泊4日の日程で、金成地区の農家に民泊しながら栗原の暮らしを体験しました。

 今回は、金成地区の農家体験民宿「ファームインかわせみ」の多田 清子(ただ きよこ) さんとくりはらツーリズムネットワークにご協力いただき、国士舘大学3年の学生2人を受け入れました。
画像:多田さん宅のズッキーニの収穫を体験しました 餅つきやがんづきなどの郷土食づくり、ミニ畳づくり、ズッキーニや原木しいたけ、りんごの収穫体験、地域住民との交流会、窯元
での窯焚き見学、有機農業の圃場見学など、体験・交流を通して多くの感動と刺激、そして栗原の魅力を肌で感じていただけた4日間だったと思います。学生から「空が広い」、「ゆったりとした時間が流れている」、「とにかく人が優しい」と言われたのが印象的で、画像:厚木しいたけを収穫しました帰り際に「行ってきます!」と言って帰って行きました。
 また、「お帰り!」と迎える日が来ることを楽しみに待ちたいと思います。

2015秋の栗駒山麓まるかじりバス

画像:まるかじりバスで秋の栗駒山麓を満喫しませんか 今年もくりこま高原駅から栗駒山いわかがみ平までのアクセスバスを運行しています。

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