• くりはら研究所だより第102号
  • 2015年8月1日(土曜日)発行

シリーズ ジオパーク26. 一迫小学校総合学習 

7月3日(金曜日)/若柳 伊豆沼河畔

 一迫小学校4年生では、総合的な学習の時間で「栗原市の自然観光パンフレット作り」を行っています。
 今回は学習の一環として、若柳地区の伊豆沼で体験学習を行いました。

学習の内容

画像:虫取り網を組み立てる児童 総合的な学習の時間を利用してのパンフレット作りの取り組みは、今回で3回目となります。
 栗駒山麓ジオパーク推進協議会員である公益財団法人 宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団 宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターの専門員を講師に、多様な生態系をもつ伊豆沼・内沼(植物園)において3つのプログラムを体験しました。
 1つ目は、トンボや蝶などの昆虫採集。職員からは沼周辺に住むチョウトンボやオオスジセイイトトンボなど貴重な種の説明がありました。画像:水面見つめる児童採集では、1匹取れた場合には1点、特に珍しいものの場合は5点など、ゲーム性があり、子供たちは虫取り網と虫かごを手に沼辺を駆け回っていました。
 2つ目は、魚などの水中生物採集です。エビやオタマジャクシ・貝類など、取れた生物の名前や種類について専門員に質問をしていました。
 3つ目は、水生植物であるアサザ植え体験です。
 水面に浮き、根っこがとても長いこの植物は、他地域では少ないものの、伊豆沼周辺では、よく取れるそうです。
 児童たちは、膝上まで水につかり、慣れない泥の上を慎重に歩きながら、一人一本ずつ植えてきました。
 普段出来ない経験に、とても楽しそうに取り組んでいました。

体験学習を通して

画像:植え方の説明を受ける児童 栗駒山麓ジオパーク構想は、山麓部から平野部まで、栗原市全体を対象としています。この学習時間の冒頭には、ジオパーク推進室から、水のつながりを考えてみようと称して、市内には3本の迫川があることや、大雨の際の伊豆沼周辺では、標高の低さから、洪水になることもあるということを説明しました。
 伊豆沼・内沼は、各種の動植物や平野部での災害を考えることの出来るとても良い場所です。今後も、リニューアルオープンした宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターの情報などもお知らせしながら、より良いパンフレット作りのお手伝いが出来ればと考えています。

栗駒山麓ジオツアー『くりはらジオバス』

伊豆沼・内沼はすまつりと栗駒山麓ジオサイトめぐり

 栗駒山麓ジオパーク推進協議会では、「伊豆沼・内沼はすまつり」と「ジオサイト候補地」を巡る「くりはらジオバス」を下記期間に運行します。舟を囲む見渡す限りのハスの花、平成20年岩手・宮城内陸地震の爪跡が残る栗駒山麓崩落地をジオガイドが案内します。
 詳しくは、市ホームページ内からチラシをダウンロード、または下記申込み先まで問い合わせください。

  • 出発日 8月13日(木曜日)・14日(金曜日)・15日(土曜日)・16日(日曜日)
  • 代金 大人3,000円 子ども(中学生以下)1,500円
  • 行程 午前9時発 くりこま高原駅=伊豆沼・内沼はすまつり会場(遊覧船乗船)=荒砥沢地すべり=栗駒耕英地区(昼食)=細倉マインパーク=くりでん旧若柳駅舎=くりこま高原駅 午後4時20分着
  • 申込み 一般社団法人 栗原市観光物産協会 電話:0228-25-4166

 ジオパークに関するイベント情報「くりはらジオバスを運行します」のページへ移動する

くりはら観光塾「インバウンド・ステップアップ講座」

 市の観光に興味のある方や、観光業に携わる方を対象に、「インバウンド・ステップアップ講座」を開催しています。今回は、第1回と第2回の様子を紹介します。

画像:講師の佐藤美香氏

●講師 
 英会話講師 佐藤 美香 氏
 佐藤氏は栗原市在住の英会話講師です。大手家電メーカーに勤務していた当時、海外出張や交渉を通じて、英語の大切さや必要性に気づき、独学で英語力を身につけ、音楽関係の通訳なども経験、現在は、栗原や仙台市を中心に、幼稚園などで英語教育に携わっています。
 その経験を活かし、当講座では外国からのお客様に、話しかけるポイントについてお話いただきました。

平成27年度くりはら観光塾

 海外からの観光客が増加している現状を踏まえ、市内の観光資源を、より多くの海外からのお客様へ伝えていくために、今年度のくりはら観光塾では「観光英会話講座」と「観光中国語会話講座」を開催しています。「観光英会話講座」は、より実践的な英語を身に着けてるために、第3回目の講座では、外国の方をお招きしたモニターツアーを実施し、第1回と第2回講座を実践しながら、体験型の講座を行います。

第1回 観光英会話講座

画像:講座の様子7月1日(水曜日)/受講者 14名

 第1回講座は、日常会話や食べ物の説明を中心とした内容で、その中でも「気をつけたいこと」の一部を紹介します。

  1. 相槌をうつこと
    会話をするときに、声を出さずにただうなづくのではなく、声を出して「相槌をうつこと」が大切です。
    質問し、答えが返ってきたことに対し、「聞いています」・「興味を持っています」という意思表示をすることにより、よりスムーズにコミュニケーションをとることが出来ます。感嘆語一言でも構わないので、相槌を打ち、会話に華を添えることを、意識してください。
  2. 説明すること
    美味しいものを食べるというのは、万国共通だと思います。また、外国からのお客様に対して食事の説明は重要です。日本に来て、初めて見る食べ物に対して、何で作られているのか、どのような味なのかなど、詳しく聞かれることがり、“yes”や“no”だけでは答えられないこともあります。質問がわからない場合には、素直に“Sorry,I don’t understand.”や、もう一度質問を聞きたい場合には“Say again, please.”とごめんなさいという気持ちを込めて伝えましょう。

第2回 観光英会話講座

画像:写真を使って、英語で説明しました7月8日(水曜日)/受講者 15名

 第2回講座では、岩手・宮城内陸地震、長屋門の説明、栗駒山やはすまつりについて写真を使って説明する練習をしました。その中で、「大切にしたいこと」について、一部を紹介します。

  1. 伝えたいこと
    世界には素晴らしい大自然がたくさんありますが、例えば「紅葉狩り」という紅葉を楽しむ文化は、世界的にあまりありません。日本固有の文化を伝えてみましょう。
  2. 話すために大切なこと
    英語を話すために最も大切なことは、実は、聴くことです。「相手が何を必要としているのか」を聴くことにより自分で「言える」範囲で話すことが基本でいいと思います。多少、英語が伝わらなくても、大きなトラブルにはなりません。

講師より

  • 画像:講師と英語で会話をする練習をしましたリラックスして講座を受講してください。リラックスしながら、楽しいと思えたなら、それは、記憶に残るものです。ぜひ、楽しんでください。
  • 会話の中で、1つ、2つ単語がなくても会話は成立します。講座の資料をただ読むのではなく、話すまでやってみましょう。

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