• くりはら研究所だより第97号
  • 2015年3月1日(日曜日)発行

シリーズ ジオパーク21.

くりはら・ゆざわジオパークフェスティバルを開催しました

1月10日(土曜日)/仙台市泉区 泉パークタウンタピオ

 栗駒山麓ジオパーク構想の普及と平成27年度の日本ジオパーク認定に向けた活動の充実、情報発信の強化を目的に、くりはら・ゆざわジオパークフェスティバルを開催しました。

開催の目的

 このイベントは、ジオパークの理解、認知度向上のほか、来春からの誘客を図ることを目的として、栗駒山麓を同じ地域に持つ秋田県湯沢市と共催で行いました。

イベントの内容と様子 

画像:年齢を問わず多くの方の来場がありました 泉パークタウンタピオは、仙台市泉区にある服飾品や雑貨などを扱う複合商業施設です。
 当日は、タピオ1階の催事場を利用し、体験イベントを主として行われ、家族連れなど、二千人の方の来場がありました。
 内容として、地すべりが起きる様子について模型を使った体験、栗原市内の見どころの紹介、湯沢市で発見された化石紹介や各地域の物産販売、缶バッジづくりなどを行いました。

来場者の声から

画像:「ねじり ほんにょ」も会場を盛り上げました 「ジオパークについて理解できた」、「毎年、栗駒山に登っているが、次回は見方を変えて行ってみようと思う」といった感想など、認知度の向上につなげられたと感じました。
  当協議会の広報・宣伝部会の方々とも協力し、官民一体となったPR活動を行えたことは、貴重な経験であり、次の機会に生かせるものと思います。
 今後も、湯沢市と連携を図り、日本ジオパーク認定へ向けて活動を進めて行きます。

第10回栗駒山麓ジオガイド養成講座(中級)・修了式

1月21日(水曜日)/市民活動支援センター

講座の概要

 本講座は、ジオパークの魅力や地域の文化を来訪者に伝える人材養成を目的とし、前年度の初級受講者21人を対象に、全10回実施しました。

「ガイド活動を考える」

 表記をテーマとして、ガイド活動を行う上で、思っていること、不安なことなど、受講者間による意見交換を行いました。班ごとの協議には、栗駒山麓ジオパーク推進協議会ガイド部会員も加わり、解決策や将来像を議論しました。
 協議結果として「人前で話すこと、伝えることは難しいが、経験により養われる」ことや、「地元向けの情報発信の強化を」など多様な意見が出されました。また、講座の初めに、栗原市地域おこし協力隊の中川隊員から、「栗原市の素晴らしい資源には、観光地だけでなく、餅や酒などの食文化も含まれる。これらをストーリー化して、伝えていくことが大事である」と発表がありました。

修了式

画像:受講生の皆さんは栗原の案内人として活躍していただきます 講座後には、修了式を行い、14人の出席者に栗駒山麓ジオパーク推進協議会 片倉 義明副会長から、一人一人に受講証明書が手渡されました。また、ジオパーク推進室 佐藤室長から2年にわたる受講に対する御礼の挨拶があり、出席者全員で記念写真撮影を行い、笑顔での閉会となりました。

くりはら観光塾

第2回「栗原の魅力って!講座」

1月30日(金曜日)/志波姫この花さくや姫プラザ

 市の観光に興味のある方や、実際に観光業に携わる方を対象に、「栗原の魅力って!講座」を全3回開催しています。今回は、第2回の様子を抜粋して紹介します。

画像:外国からのお客様に話すきっかけについてを語る佐藤氏

第2回『英語で表現する栗原』(参加者13人)
 講師 英会話講師 佐藤 美香 氏

 佐藤氏は栗原市在住の英会話講師です。大手家電メーカーに勤務していた当時、海外出張や交渉を通じて、英語の大切さや必要性に気付き、独学で英語力を身につけ、音楽関係の通訳なども経験し、現在は、栗原や仙台市を中心に、幼稚園などで英語教育に携わっています。
 その経験を生かし、当講座では外国からのお客様に、話しかけるポイントについて話していただきました。

聞くことから始まる

 英語を話す、英語を話さなければならないと思うと、どうしても硬直したり緊張してしまう方が、たくさんいるかもしれません。英語は話すことからではなく、聞くことから始まります。独学で英語を覚えようとしたときに、外国の方から、ここがポイントだと教えられました。
 これにより、私は、まず、話すことよりも、英語を聞き分けることから始めて、耳を慣らしました。耳を慣らすと、必ず耳に残る単語があります。その単語を調べて、残して、その会話につなげていきます。会話が通じると達成感が味わえます。極端に言えば、英会話はこれの繰り返しです。

話すポイント

 英語を話すときに、気を付けたいことの一つとして、とにかく自分が分からない言葉は使わないということです。分かる言葉だけを使って、事細かに伝えていくのが基本だと思います。ボディランゲージ(身振り手振り)でもいいんです。伝えようとする気持ちは必ず伝わります。伝わらなかった場合は、一呼吸をおいて、落ち着いて、もう一回言い直してみて下さい。文章の中の言葉を一つ拾うことを心がければ、会話のスタートがつかめます。
 もう一つのポイントとしては、例えば観光情報などを伝えるときに、伝える重要な情報は、事前に考えておいて、3つに絞っておくことです。3つまでは残りますが、それ以上は残りません。
 最後に、英会話をするときは、相づちに気を付けてください。ただ、うなずくだけではなくて、必ず、声で伝えるという意識を持ったほうがいいと思います。それから、相手の目を見て話す。これだけで、だいたいのyesとかnoは伝わります。
 話していることが、どうしても聞き取れない時には、I’m so sorry but do not understand English.(ごめんなさい。英語がわからないです)と笑顔で伝えましょう。

観光資源の説明例

画像:栗原が誇る地酒について説明しました

Sake is a traditional Japanese alcohol made from rice. Our city has many good Sake, so please try.
(「酒」は日本の伝統的なお酒で、お米を主原料としてできています。私たちの市にはたくさんの美味しい地酒があります。ぜひお試しください。)

 このほかにも、地元食材を使った料理や岩魚料理(丼・刺身・塩焼き)、伊豆沼・内沼(夏・冬)、栗駒山(登山・紅葉)、温泉、ねじり ほんにょなど資料を使って説明していただきました。

受講者より一言
  • 画像:講師と受講者で英語を使って会話をしました聞き取ること、人前で話すこと、すごく緊張してしまうが、少しずつ慣れること、怖がらないことを学んだ。

  • もっと英語になじみたい。
  • 優しい英語で表現できることがわかり、勉強になった。
  • ドキドキしながら楽しい講義でした。
  • 時間がもっとあればよかった。

 など、たくさんの声をいただきました。 

講師より一言
  • 英語は誰でも話せます。
  • 英語を勉強するという観点ではなく、コミュニケーションのツール(道具)のひとつに英語があることを大切にして伝えていきたいと思います。

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