• くりはら研究所だより第95号
  • 2015年1月1日(木曜日)発行

シリーズ ジオパーク19.

第5回日本ジオパークネットワーク全国研修会in三陸ジオパークに参加

10月29日(水曜日)から31日(金曜日)/岩手県宮古市ほか

 この研修会は、日本ジオパークネットワークが主催する研修会で、ジオパーク全体のレベルアップ、普及・啓発および事例の共有化を目的として毎年開催されています。
 栗駒山麓ジオパーク推進協議会から2人が参加しました。

今回の研修テーマ

画像:研修に先立ちおこなわえたジオツアーでは三陸の復興状況など学びました(宮古市田老地区) 近年、全国各地で自然災害が発生し、過去の経験が生かされず、被害の拡大を招いている状況が見受けられます。自然災害と隣り合わせの日本では、過去の災害から学び、それを教訓にしてきた歴史があり、日々の生活で、防災意識を高めていく必要があります。このことは、ジオパークの活動でも重要なテーマとして位置づけられています。
 今回の研修会は、これまでの実例を踏まえ、「ジオパークで自然災害と向き合い、どう伝えていくか」を抽出し、共有し合い、今後に役立てることを目的に開催されました。

グループ協議に参加 

画像:グループ検討会には66人が参加しました 参加者は、各ジオパークで想定されている火山、土砂、津波、地震の4つのグループに分かれ、地球活動が時に大きな災害をもたらす一方、人々に恩恵(おんけい)も与えることなどを再認識しながら、災害の教訓と自然との共生について討論しました。
 主な意見として「洪水を克服し肥沃な大地で農業が発展した」「新たな自然景観が創出され、観光客の拡大に繋がった」などが挙げられました。
   自然災害は被害の状況などから負の側面が強調されますが、自然の恩恵を再確認することで共生していく大切さに気づいた研修会となりました。

平成26年度アセアン中学生招聘(しょうへい)国際交流事業

地域の風をおこそう

11月19日(水曜日)/細倉マインパーク

交流事業の趣旨・内容

画像:発破作業体験をする参加者 国立花山青少年自然の家(以下「自然の家」)が主催したこの事業には、ラオス人民民主共和国およびミャンマー連邦共和国の中学生ら14人(通訳含む)が参加し、栗原の自然体験や文化体験、日本の青少年との交流を通して日本への理解を深めました。また、迎えた日本の青少年たちは、次世代リーダーへの資質や国際的視野の醸成を図ることができました。
 来日2日目は、自然を通して地域の特性を学ぶ「栗駒山麓ジオパーク構想」の説明を受けつつ、近代化産業遺産群について学ぶため、栗駒山麓ジオガイド阿部 捷廣 (あべ かつひろ)氏の案内により、細倉マインパークを見学しました。1,200年の歴史をもつ細倉鉱山や鉱石を採取するための発破作業体験、採掘方法のひとつ、坑道を上縦に掘った後の横に掘りながら、採石を下に落としていくシュリンケージ方法など、当時の作業や鉱山の歴史に、深く興味を示していました。

交流活動を通して

 今年度は、各種団体へのジオパーク構想の説明や現地視察・教育活動など50件を超える事業を行いましたが、今回は、初めての国際的な事業となりました。
 この事業において、通訳を介した説明、スケジュール管理、印刷物への外国語表記など、国際的な対応の必要性を感じることができました。
 これらの課題については、今後計画している看板やパンフレットの製作などに繋げていきたいと思います。

ジオパーク専門員として地域おこし協力隊が委嘱されました

画像:佐藤市長から中川隊員へ委嘱状の交付 12月1日(月曜日)/栗原市役所

 来年度日本ジオパーク認定を目指している、栗駒山麓ジオパーク構想をさらに充実し推進するため、栗原市地域おこし協力隊として、12月1日、栗原市長より委嘱されました。

地域おこし協力隊とは

 人口減少や高齢化などの進行が著しい地方において、三大都市圏と政令指定都市の人材を積極的に誘致し、その定住・定着を図ることで地域力の維持・強化を図っていくことを目的とする総務省の制度です。

ジオパーク専門員として

 栗駒山麓ジオパーク構想の専門員として、ジオパーク構想を市内外に発信する広報・宣伝活動やジオサイト候補地の調査、ジオガイドの人材育成、小・中学校の教育活動などへの取り組みを行います。
 また、地域に入っての資源の掘り起し活動など、地域の方々と一体となってジオパーク活動を推進していきます。

中川 理絵(なかがわ りえ)さんを紹介

 今回、地域おこし協力隊として委嘱された中川 理絵さんは、宮城県仙台市出身。県内の大学で、人文地理学を専攻してきました。栗駒山麓ジオパーク構想は、平成20年岩手・宮城内陸地震で生じた地形・景観を防災教育や学術研究、観光など幅広く活用していくことから、地理や地形を生かした防災教育への取り組みなど、中川さんの今後の活躍が大いに期待されます。

くりはら観光PRキャラバンin大宮

観光情報の発信

画像:デジタルサイネージに市テレビCMが放送されました12月2日(火曜日)/JR大宮駅中央改札付近

 市の魅力を関東圏の方にお伝えするために、JR大宮駅(埼玉県)で、観光PRキャラバンを開催しました。

 市の観光情報発信の一つとして、5月から11月まで、埼玉県や千葉県、神奈川県などで放送されていた「ごごたま」という情報番組のコーナーの一つとして、「くりはら田園じかん」で市の魅力を放送してきました。その情報発信と連携し、JR大宮駅(構内)の電子看板(デジタルサイネージ)に市の冬の観光コマーシャルを1カ月間放映することに合わせ、キャラバン隊が、パンフレットを配布しながら、駅を利用する方々と直接話し、市の魅力画像:抽選のために、長蛇の列ができましたをPRしてきました。
 パンフレットを受け取ったお客様の中には、「栗原市出身なんだよ」と話しかけてくれる方がたくさんいましたが、中には「どこにあるの」と聞かれることもありました。
 また、キャラバンでは、栗原の温泉宿泊券や漢方牛のカレーセット、栗原産の新米、源氏蛍せんべいなど、市の魅力満載の商品が当たる抽選会を、パンフレットの配布とともに実施しました。
 平日にもかかわらず、たくさんの方に参加いただき、栗原の認知度を高めることができました。

Date fmの番組で栗原を紹介しています

 昨年8月から毎週月曜日に栗原市の旬なイベントや情報を放送している『ぎゅぎゅっとくりはら』をお聴きいただいているでしょうか。
 パーソナリティの栗原ドリームアンバサダー 菅原 美話(すがわら みわ)さんが、市内の各所を飛び回り、市民の方と直接お話をし、15分の番組の中に栗原市の魅力をぎゅぎゅっと詰め込んで、皆さんの耳にお届けしています。
 知り合いの方の声がラジオの向こうから聴こえてくるかもしれません。
 ぜひ、お聴きください。

栗原市観光PR番組『ぎゅぎゅっとくりはら』
Date fmで放送中!!
毎週月曜日 午後4時から4時15分
さぁ、ラジオの時間です!!

画像:ねじり ほんにょ

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