• くりはら研究所だより第94号
  • 2014年12月1日(月曜日)発行

シリーズ ジオパーク18.

子ども環境探検隊 ”栗駒の大地の恵みに触れよう”

11月1日(土曜日)から3日(月曜日)/花山青少年自然の家ほか

 独立行政法人 国立花山青少年自然の家主催事業「子ども環境探検隊」において、栗駒山麓ジオパーク構想について取り組んでいただきました。

子ども環境探検隊とは

画像:地球や日本、栗原市の成り立ちに触れました 「体験の風をおこそう運動」の一環として2泊3日で行われたこの事業は、県内の小学4年生から6年生を対象として、29人の参加がありました。
 花山青少年自然の家(以下「自然の家」)周辺の豊かな環境資源を使い、自然の仕組みや希少価値を学び、地域に根ざした環境教育の推進を図ることが目的で、栗駒山麓ジオパーク構想の防災教育活動と関連することから、事業連携を行いました。

1日目(座学と体験学習)

画像:参加児童のアシスタントで火山爆発実験開始 開講式では、自然の家宮田裕州 所長から「この豊かな自然を楽しくしっかり学びましょう」とあいさつがありました。
 座学では「地球はどんな星か」、「ジオパーク構想とは」について、参加者に分かりやすく、楽しく学習していただくため、クイズ形式なども交えながら地球の構造、栗原市の地形を説明しました。
 体験学習では、平成20年岩手・宮城内陸地震の影響により栗駒山麓で発生した、地すべりのメカニズムについて、シミュレーション装置「ユレオ」を使用し、また、栗原市の地形を形成するカルデラ地形 については風船を地下のマグマに、小麦粉を山体に見立てた実験を行い、最後は炭酸飲料と山体模型を使用して、火山の仕組を体験していただきました。

2日目(栗駒山麓でのフィールドワーク) 

画像:いわかがみ平で記念写真。奥には雲海と櫃ヶ森山頂部 花山ふるさと交流館において、花山ダムや鉄砲隊の歴史などに触れ、平成20年岩手・宮城内陸地震のDVDを視聴し、深山牧場から荒砥沢ダムへ向かいました。
 荒砥沢ダムでは、ダム管理事務所からダムの提体を歩きながら対岸の藍染湖ふれあい公園までを、栗駒山麓ジオガイド阿部 捷廣 氏から、ダムの構造や地すべりの発生などの説明を受けながら元気に散策して来ました。
 いわかがみ平では、ふもと一帯に広がる雲海の様子を眺め、耕英地区で岩魚丼を食べ、画像:地底探検へ出発する一行行者滝、細倉マインパークの見学と盛りだくさんの内容でしたが、スライダーパークでの参加者の笑顔が印象的でした。

3日目(栗駒山麓の防災について)

 3日目は、栗駒山麓ジオパーク推進協議会の推進アドバイザーでもあります東北学院大学宮城 豊彦 教授から、奥羽山脈周辺で想定される災害や、その対策について教わった後、カンテラ作り体験も行いました。

探検活動を終えて

 小学4年生から6年生の児童向けのプログラムとして、専門用語を使わず、親しみやすい言葉での説明を心がけました。何より楽しんでもらうため、事務局である私たちがさらに、努力と工夫が必要と改めて感じました。
 アンケートからは、「ジオパークっておもしろい」とのうれしい回答もいただきましたが、今回事業協力を行った自然の家と、さらに連携を深め、これからの活動を充実させて行きたいと思います。

くりはら観光塾

 栗原市の観光を一緒に学び、考え、市の観光に目を向けてみませんか。住んでいるから観えないことが、住んでいるからこそ輝く「光」に観えるように。

「栗原の魅力って!講座」

画像:ツアー内体験の様子(みょうがの葉焼き体験) 市では、多彩な地域資源を観光客にPRし、栗原に訪れていただくことを目的とした事業に取り組んでいます。
 皆さんの身近にある、たくさんの観光資源が、ちょっと角度を変えて観ると、より魅力的に観えるかもしれません。栗原市の魅力を一緒に観てみませんか。
 本年度は「栗原市の魅力って!講座」を全3回、毎回、異なるテーマで実施する予定です。
 市民の方で市の観光に興味のある方であれば、誰でも受講できますので、ぜひ参加してください。

第1回「アウトサイドから観た栗原」
  • 画像:くりはら観光塾「栗原の魅力って!講座」チラシ日時 12月19日(金曜日)午後1時30分から
  • 場所 志波姫この花さくや姫プラザ
  • 内容 市の情報発信に実際に携わり、市外の方が栗原市のどこに魅力を感じるのか、話していただきます
  • 講師 仙台リビング新聞社 担当部長 櫻井 洋一 氏
  • 定員 30人(先着順)※全3回を受講できる方
  • 申し込み 12月12日(金曜日)まで問い合わせ先に、電話で申し込みください

※第2回以降の日程は後日、受講者へお知らせします

くりはら輝かせ隊交流会in東京

 くりはら輝かせ隊は、栗原市の観光産業づくりを応援・支援し、栗原を輝かせたい!と思っている栗原市外に在住の栗原のファンの方々です。

銀座で味わう旬な栗原産食材のフレンチ

画像:説明の様子11月7日(金曜日)/GINZA kansei 東京都中央区銀座

 毎年、東京都内を会場に開催している「くりはら輝かせ隊交流会in東京」。
 今年も去年に引き続き、市民まつりでもお世話になった栗駒岩ケ崎出身の坂田 幹靖氏の店「GINZA kansei」を会場に、交流会を開催しました。
 「栗原市観光客誘客200万人プロジェクト」をテーマに、市の観光への取り組みを説明し、市民まつりや関東向けに放送しているテレビCMを放映しました。
 説明後には、東京栗駒会の加藤 旭孝 氏から挨拶をいただき、栗原産の食材を使ったフレンチに舌鼓を打ちながら交流し、最後に栗原ドリームアンバサダー藤原 秋子 氏から励ましの言葉をいただきました。画像:栗原ドリームアンバサダーの藤原秋子 氏画像:参加者全員で記念撮影
 くりはら輝かせ隊は現在、約260人の会員がいます。
 今後の観光や、情報発信などに応援や意見をいただき、くりはら田園観光都市創造事業のさらなる展開を図っていきます。

観光資源の光

「古民家の活用」

画像:農家レストラン「古民家 岩松」 明治36年に建てられた古民家を活用した農家レストラン「古民家 岩松」が若柳地区畑岡にオープンしました。カフェとしてコーヒーや紅茶、ケーキなどを楽しめるほか、予約制で朝食(季節限定)、昼食、夕食も提供しており、ほかにも餅つき体験(要予約)や古民家見学も行っています。
 建物内は、黒光りした大きな柱と梁が縦横に組まれ、屋根裏まで吹き抜けた造りは、昔の雰囲気がそのまま残っています。
 伊豆沼周辺へお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。

【問い合わせ先】
古民家「岩松」 電話:33-2323 定休日:水曜日、農繁期、年末年始

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