• くりはら研究所だより第90号
  • 2014年8月1日(金曜日)発行

シリーズ ジオパーク14.

栗駒山麓ジオパーク推進協議会視察研修会を開催しました

 栗駒山麓ジオパーク構想では、毎年7月7日にジオパークに関連するイベントを開催しています。今回は、当協議会員を対象とした視察研修会を開催しました。

毎年7月7日には

 平成23年度に「ゆっくりひとめぐり栗駒山麓連絡会議」の設立、平成24年度は日本ジオパークネットワークへの準会員加盟、平成25年度は協議会設立総会および記念講演会など、これまで市および協議会では7月7日に各種事業を行ってきたことから、今年度は、視察研修会「平成20年岩
手・宮城内陸地震から学ぶ」をテーマとして、協議会委員・推進アドバイザーなど51人が栗駒・花山地区の地形・地質や山地災害について改めて視察研修を実施しました。

視察研修会

画像:宮城教授による行者滝での説明 かつての栗駒山登山口である行者滝を視察し、推進アドバイザーの東北学院大学 宮城 豊彦(みやぎ とよひこ)教授から歴史・地形について学びました。また、駒の湯温泉では、献花を行い山地災害の概要を学びました。

 世界谷地湿原では、協議会ガイド部会の菅原 敏允(すがわら としのぶ)さんと太宰 智志(だざい さとし)さんから、高山植物やブナの森に関したガイドを受けながらトレッキングを行いました。

画像:世界谷地木道上でガイドの様子 栗駒の文字荒砥沢(あらとざわ)地区では、林野庁東北森林管理局宮城北部森林管理署宮城山地災害復旧対策室の飯島 康夫(いいじま やすお)室長より、地すべり現場付近の様相や復旧工事の過程などの説明を受けました。また、宮城教授から、藍染湖(あいぜんこ)公園において、平成20年岩手・宮城内陸地震で発生した日本最大級の地すべりと、深山牧野では、深山嶽を含めた周辺地域の不安定な地形の説明を受けました。

 花山の湯浜峠では、国土交通省東北地方整備局北上川下流河川事務所 小松 洋亮(こまつ ようすけ)工事品質管理官から河道閉塞に対する渓流保全工などの説明を受けました。

研修会を通じて

画像:荒砥沢地すべり冠頭部からの様子 1日で7カ所の研修地を巡る忙しい行程でしたが、心配された雨や事故もなく、無事に研修会を終えることができました。
 今回、協議会委員、運営委員、専門部会員、推進アドバイザーなど全ての関係者を対象として、また、隣接するゆざわジオパークからも事業連携として参加いただきました。
 各委員が一堂に会し、「平成20年岩手・宮城内陸地震から学ぶ」ことによって、防災教育の視点など認識を共有でき、さらに、ジオパーク構想の推進を図ってまいります。

活動レポート

「花山はっけん塾」

花山地区での民泊受け入れ団体

 花山地区で民泊や農業体験を受け入れる「花山はっけん塾」が始動しました。設立したばかりの事務局に、活動内容や今後の展開について伺ってきました。

「花山はっけん塾」の設立

画像:設立総会の様子 「花山はっけん塾」は

  • 花山地区の人々が豊かな自然と共生し営んできた暮らしの価値を人々へ伝える
  • 花山地区で暮らす人々が花山の価値を再認識し、誇りを持って生活する

を目的として、平成26年4月23日(水曜日)に設立されました。
 花山地区では「花山はっけん塾」が設立される前から、南三陸町立伊里前小学校の児童や、国のインターン事業での大学生の農業体験、民泊の受け入れなどをしており、この経験を経て、設立へと至りました。

受け入れスタート

画像:児童と家族で記念写真 第1回目の民泊受け入れは6月21日(土曜日)に6軒の家庭で、ミクロネシア連邦(パラオ・ポンペイなど)からの児童6人と関係者3人の受け入れをしました。
 それぞれの家庭ごとに過ごし方はさまざまで、花山の名物であるそばを食したり日本舞踊を見学して、日本の食や伝統文化に触れたり、牛の世話などの農業体験をしました。
 英語が上手に話せない部分は身振り手振りで意思疎通を図り、楽しい時間を過ごしました。
 最終日に、民泊した関係者の1人からは言葉では伝えられないので、メッセージを渡された家庭もありました。

今後の展開

 今後の受け入れは、8月に大学生の日帰り農業体験の受け入れや、10月にも民泊の受け入れを予定しています。
 現在の会員軒数は15軒。今後、活動の幅を広げるためにも、会員軒数を30軒に増やすことを目標にしています。
 さらには、「花山はっけん塾」の活動を広めるためのPRをしていきます。

【問い合わせ先】
「花山はっけん塾」事務局 阿部 電話25-4166(FAX兼用)
Eメール hanayama.m.abe@gmail.com

栗駒山麓ジオパーク推進協議会フェイスブックを公開

画像:協議会フェイスブックページのカバー写真 昨年7月7日に設立した栗駒山麓ジオパーク推進協議会の1周年を記念して、フェイスブックページの運用を開始しました。
 「栗駒山麓ジオパーク構想」の取り組みやジオサイト候補地の紹介、ジオツアーや体験プログラムなどさまざまな情報を伝えていきます。
 このフェイスブックを通じて、栗駒山麓ジオパーク構想が持つ魅力をご覧ください。

 栗駒山麓ジオパーク推進協議会フェイスブックページを開く(外部リンク)

栗駒山麓ジオツアー「くりはらジオバス」

伊豆沼・内沼はすまつりと栗駒山麓ジオサイトめぐり

 栗駒山麓ジオパーク推進協議会では、「伊豆沼・内沼はすまつり」と「ジオサイト候補地」を巡る「くりはらジオバス」を下記期間に運行します。舟を囲む見渡す限りのハスの花、平成20年岩手・宮城内陸地震の爪跡が残る栗駒山麓崩壊群をジオガイドが案内します。
 詳しくは、下記申込み先まで問い合わせください。

  • 出発日 8月13日(水曜日)・14日(木曜日)・15日(金曜日)・16日(土曜日)
  • 代金 大人3,000円、子ども(中学生以下)1,500円
  • 行程 午前9時発くりこま高原駅~伊豆沼・内沼はすまつり会場(遊覧船乗船)~荒砥沢地すべり~栗駒耕英地区(昼食)~細倉マインパーク~くりでん旧若柳駅舎~くりこま高原駅午後4時20分着
  • 申込み先 一般社団法人栗原市観光物産協会 電話25-4166 

FMを活用した観光ラジオ番組が始まります

 8月からラジオを通して、栗原市の旬なイベントや情報を発信していきます。
 栗原を知っている人も知らない人も、ラジオを聴けば、栗原の魅力を発見できたり、栗原に興味を持ったり、栗原をもっと知りたくなる番組です。
 観光客誘客200万人を目指して、15分の番組の中に栗原市の魅力をぎゅぎゅっと詰め込んで、皆さまの耳にお届けします。
 パーソナリティは栗駒地区出身の栗原ドリームアンバサダー菅原 美話(すがわら みわ)さんです。

 栗原市観光PR番組 『ぎゅぎゅっとくりはら』
 Date fmで8月4日スタート
 毎週月曜日 午後4時から4時30分
 さぁ、ラジオの時間です!!

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