• くりはら研究所だより第35号
  • 2009年10月16日(金曜日)発行

【活動レポート】観光ステップアップセミナー基礎・実践編

地域の魅力を発見する観光のチカラ

 このセミナーは、6回の講座を通じて、「観光」の考え方や技術を市民の皆さんに知っていただくために開催し、前半3回終了しました。基礎編はくりはら研究所の調査研究で得た経験を発表し、実践編は実践編では市内の実践者から取り組みを発表してもらいました。

ステップ1 丁寧に調べると特徴のある資源
写真:街歩きのガイドにも取り組んでいるまちおこしユリの会

 丁寧に資源を調べると、いつもの路地や田んぼなどにも特徴のある資源があることが分かってきました。
 気づいた資源の活用として、ユリ科の植物が原生していることに着眼して始まった一迫ゆり園の取り組みを発表してもらいました。

ステップ2 食は異文化を体験する近道
写真:農家民宿有賀の里たかまった

 旅は訪れた地域の特徴を観る、異文化を体験することではないでしょうか。その地域の暮らしや文化、歴史などと密接に結びついている食は、その近道といえます。
 農家民宿たかまったの女将からは、季節の食材、地元の食材を大切にしていること、お客さまが、ゆったりと過ごして楽しんでいることを伝えてもらいました。

ステップ3 異質な人と触れ合う交流の価値
写真:只見工業所のミニ畳みづくり体験

 観光に欠かせない交流。住む場所や価値観が違う異質な人との交流で、自分では気づかない地域の特徴や魅力に気づけたり、感動的な出来事があったりします。
 天保7年から畳製造業を営んでいる只見工業所から、ミニ畳作り体験の取り組みやイグサの生産地への訪問などを発表してもらいました。交流することで、お客さまから喜びの声を聴けたり、畳の価値に改めて気づくことが多いそうです。

基礎編・実践編の開催状況 ※会場はすべて市民活動支援センター多目的室

ステップ1 9月4日(金曜日)午後7時から9時

  • 参加者 10人
  • 基礎編 「観光のススメ 栗原の魅力」 くりはら研究所職員
  • 実践編 「花の観光地街歩き」 町おこしユリの会 事務局長 黒澤 征男 氏

ステップ2 9月11日(金曜日)午後7時から9時

  • 参加者 18人
  • 基礎編 「地域のおいしい食べ物」 くりはら研究所職員
  • 実践編 「さざほざと農家民宿」 有賀の里たかまった 女将 千葉 静子 氏

ステップ3 9月18日(金曜日)午後7時から9時

  • 参加者 15人
  • 基礎編 「交流で磨く地域の魅力」 くりはら研究所職員
  • 実践編 「老舗畳屋の小さなCSR」 有限会社只見工業所 常務取締役 只見 直美 氏

資源調査で観つけた小さな光

とっておきの休日

写真:そば畑

 先日、市内のそば畑を見に行ってきました。
 「今年のそば畑は見事だよ。よかったら見に行ってみないか」と、ある農家のお父さんに誘っていただいたからです。
 田んぼ道を山手に向かって進むと、白い花が一面に咲いたそば畑が見えてきました。思わず、「ほぉ~」とため息が出ました。
 案内してくれたお母さんも「本当にきれいだこと。これではお父さんが見せたがるわけだ。」とうれしそうに眺めています。
 そばの花をよく見てみると、5弁の小さな花がいくつも集まって一つの花になっていて、おしべは、薄紫色をしています。茎は細長く、赤みがかった緑色です。
 モンシロチョウやモンキチョウ、ミツバチもたくさんいて、そば畑はとてもにぎやかです。
 かわいらしくて、清楚な花は、少しの風にも反応して、左右に首を揺らしていました。
 「今年は、湿害を防ぐためにいろいろと工夫したんだよね。お父さん、お見事!!」とお母さんは自慢げに、そば畑に話しかけていました。
 お父さん、とっておきの休日をありがとう。

【参加者募集】観光ステップアップセミナー

地域の魅力を発見する観光のチカラ

  • 場所 市民活動支援センター(築館総合支所2階)
  • 対象 各回30人 ※なるべく継続して参加できる人
  • 申し込み 各回とも開催日の前日までに、くりはら研究所に電話で申し込みください。
ステップ5 10月21日(水曜日)午後2時から4時

【応用編】「文化的景観とまちづくり」
文化庁 文化財記念物課文化的景観部門 文部科学技官 鈴木 地平 氏

ステップ6 11月5日(木曜日)午後7時から9時

【応用編】「観光はまちづくりの総決算」
財団法人日本交通公社 研究調査部 主任研究員 岩崎 比奈子 氏

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長屋門調査

写真:長屋門

 市内にある長屋門の数や分布を把握するため、調査員が市内を調査します。
 調査員が訪問してお話を聴いたり、写真を撮影する場合がありますので、ご協力をお願いします。

【調査内容】

  • 調査期間 平成21年10月1日(木曜日)から平成22年3月26日(金曜日)

  • 調査内容 長屋門の所在、建物の状況など

  • 調査員 特定非営利活動法人 夢くりはら21

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