• くりはら研究所だより第30号
  • 2009年5月16日(土曜日)発行

資源の魅力シリーズ1 奥州街道 その11

写真:運遖神社と街道

 築館宿を抜けて、国道四号に架かる留場橋を渡り、宮野宿に向かいました。
 留場橋を渡ってすぐ、西側の堤防沿いの道を歩くと、豊かに水が流れる迫川の沿岸に耕作されている畑が目に入ります。畑の土の色と作物の緑、少し足を止めて眺めていたくなるような風景でした。
 堤防沿いの道を進み、二つ目のT字路を北に曲がって再び奥州街道へ。
 家屋が両側に並び、生活感のある道を少し歩くと、西側に運遖(うんなん)神社があります。秋に観たときは、紅葉した樹木に囲まれた神社の佇(たたず)まいがとても素敵でした。

写真:皇大神社の参道

 しばらく歩くと、築館警察署の手前から再び国道四号に合流します。国道四号を1キロほど進み、県道築館栗駒線に入って、一つ目の信号を右に曲がると、宮野宿(下宮野宿)です。
 宮野宿は、藩政時代に一迫と二迫を統率する宮野代官所があった所で、郊外に仙台藩の御蔵場(おくらば)と河川港があったそうです。
 宮野幼稚園の隣が代官所跡、山の上が宮野城跡で桜のお花見スポットの臥牛(がぎゅう)公園。西側にある皇大(こうたい)神社の裏参道にもなっています。表参道は、街道沿いの赤い鳥居から入ります。
 街道沿いの、間口が狭く奥行きのある町屋のつくりに往時の面影を感じながら、宮野宿を後にしました。

一緒に観ましょう“地域資源”

おススメの資源を調べます!

写真:地域資源を説明している様子

 くりはら研究所では、身近にあって当たり前と思っていたモノゴトや普段の暮らしの中で見逃しがちなモノゴトの中に、地域の「光」が隠れているのではないかと考えています。
 そこで、市民の皆さんから資源を紹介していただき、その資源を観て、付加価値や活用の可能性を考え、後日その調査内容を紹介者に報告します。
 まずはお電話で、「こんな、いいモノがあるんだけど…」というお話から。お気軽にお問い合わせください。

調査の手順
  1. 電話で受付(随時)

    • 電話でお話を聴いてから、訪問する日程などを調整します。

    • 例えば、「竹かごづくりが得意なので見せたい」、 「私の地域では、昔からお祝い事に決まってこんな料理を食べている、「家の古い蔵を何かに活用したい」など

  2. くりはら研究所のスタッフや、くりはら磨き隊、専門家が調査

    • 現地調査で観たり、聴いたりします。

  3. 紹介者に調査内容を報告

「資源調査依頼制度」のページへ移動する

【募集】くりはら観光塾「高清水てくてく歩き」

奥州街道で楽しむ街歩き

街歩きでみつける とっておきの散歩道

 奥州街道高清水宿を中心に、暮らしに息づく小さなお店に立ち寄ったり、少し横道に入って路地を歩いたりしながら、奥州街道沿いの風景や街歩きを楽しみます。

 奥州街道をゆっくりと丁寧に歩いてみると、歴史という視点だけではない様々(さまざま)な魅力にあふれていることが分かります。
 曲がりくねった坂道や細い路地、ひっそりと佇む神社や蔵のある家、垣根に咲く美しい花や時の流れを感じさせてくれる大きなケヤキの木…。
 今まで何げなく見てきた風景や暮らしが、「奥州街道」というフィルターを通すと、より深くて、より知的な魅力へと変化していくように感じられます。

  • 日時 6月6日(土曜日)午前9時30分から午後1時30分

    写真:高清水宿街道風景
  • 場所 高清水地区(奥州街道高清水宿の周辺)

  • 定員 栗原市民10人程度 ※定員になり次第締め切り

  • 参加費 無料。ただし、買物・昼食は自己負担

  • 服装 歩きやすい服装で参加してください

  • 申し込み くりはら研究所に電話でお申し込みください

【日程】

  • 午前9時30分から午前10時
    集合(栗原市役所に集合、高清水総合支所へ移動)

  • 午前10時から正午
    街歩き(高清水中町・本町)

  • 正午から午後1時
    昼食(コースにある飲食店)

  • 午後1時から午後1時30分
    解散(高清水総合支所から栗原市役所へ移動後解散)

「くりはら観光塾」のページに移動する

資源調査で観つけた小さな光

さんぽ

写真:田んぼに映る光景

 朝、少し時間を作れたときは、30分ぐらい、自宅の近くを散歩しています。
 舗装された道路だけを歩き、距離を延ばす日もあれば、朝露にスニーカーが濡れるのを覚悟して、草が茂った道や田んぼのあぜ道を歩いてみたり。
 今の季節は、里山は木々の新芽の淡い緑色に藤の花の鮮やかな紫色がアクセントになって、とてもキレイです。
 水を張った田んぼに映る光景は、誰かに自慢したくなるくらいです。
 丁寧に下刈りした田んぼの土手は、さわやかで気持ちがよくなります。また、美しく立てられた畝(うね)には、整然と野菜の苗が植えられていて、手付かずの自然とは違った美しさがあるように感じます。
 見慣れたはずの土地でも、自動車を使わずに歩いてみると、ちょっとした冒険気分を味わえます。
 里山の散歩も好きですが、町中(まちなか)の散歩も魅力的です。
 大通りから一歩入って路地を歩くと、水路が道路の下を流れているのを発見したり、昔の街道跡だったり、自分が知らなかった小さなお店があったり。
 同じ道でも、一人ではなく誰かと一緒に歩くと自分では気がつかない発見があったりして新鮮です。
 てくてくと歩いて、思いがけず素敵(すてきな)な光景に出会えるのが、散歩の醍醐味(だいごみ)でしょうか。

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