• くりはら研究所だより第43号
  • 2010年6月16日(水曜日)発行

観光活動支援

あなたの活動をお手伝い

 くりはら研究所では、市民の皆さんや、栗原市を訪れる市外の皆さんの、地域資源を活用した観光に関わる活動を支援する「観光活動支援」に取り組んでいます。

 「観光活動支援」では、「こんな企画を考えているのだけれど…」という相談を受けて、その内容に合わせて情報を提供したり、人と人とをつないだり、企画内容をアドバイスしています。
 具体的には、こんなお手伝いをしています。

  • 写真:研修会の様子地域の活性化やまちづくりを目的としたイベントの企画・PR支援
  • 小学校の総合学習やPTA行事などでの体験プログラムの企画支援

  • 研修会や視察などで市内を周遊するコースの企画支援、現地ガイドの紹介

  • 「○○の達人・名人」など地域で活動する達人の紹介

  • ホームページやポスター、パンフレットなどに使用する写真や情報の提供

  • 国や県、民間の観光振興や地域活性化を目的とする補助事業への申請支援

 など。
 くりはら研究所では、この事業を通じて市民の皆さんのニーズを把握して、研修プログラムの内容に反映させたいと考えています。
 お気軽にご相談ください。

資源調査で観つけた小さな光

草刈り

写真:田んぼの草取り

 新芽のやわらかい緑がまぶしい季節が過ぎ、様々な植物が勢い良く育っています。
 草刈りの機械を使って法面の草を刈る人、畑や田んぼの雑草を手で取る人など、道路や田んぼでは草を刈ったり、取ったりする人々の姿があちこちで見られます。
 草刈りの作業をしていると、いつの間にか夢中になり、無心で作業してしまうときがあります。ひとしきり草を刈り、汗をぬぐいながら、ふと感じる気持ちの良い風や刈った草の香り、透き通るような青い空… そんな心地良い空間が、いつの間にか自分の体を包んでいます。
 忙しく作業する中で、ふと自分の動きを止めて眺めたり、感じたりする心地よい時間でした。

写真展「栗原の魅力」

暮らしに息づく小さな光

写真:明神の一本杉

 くりはら研究所が、主に調査研究活動で撮影した写真から、42点を選んで展示します。

  • 期間 6月25日(金曜日)から8月29日(日曜日)
  • 時間 午前6時から午後11時まで
  • 場所 くりこま高原駅
  • 展示数 42点
  • 観覧料 無料

【活動レポート】新鮮野菜!収穫体験モニター

野菜の収穫体験のプレオープン企画として、体験モニター事業をお手伝いしました。

写真:収穫用のめかごを手に、ハウス内のジャガイモやニンジン、レタス、タマネギ、ホウレンソウ、ラディッシュなどを収穫

 主催は、志波姫新沼崎にある「志波姫農家直売所たんぽぽ」。研究所では、企画や参加者募集をお手伝いをしました。
 5月26日(水曜日)、モニターに集まったのは、仙台周辺に住んでいる方3名とくりはらツーリズムネットワークの会員9名。年齢は20代から70代までと広く、職業も様々だったので、色々なな意見を聴くことができました。
 好評だったのは、ジャガイモの「探り掘り」です。宝探しのように、土の中にある大きな芋だけを手探りで掘り、小さい芋は残して、土をかけて大きくなるのを待ちます。採れたての野菜を直売所に出荷している農家ならではの掘り方でした。
 収穫しながら、野菜の育て方や土作りへの思い、野菜のおいしい食べ方を農家から聴けるのが良かったようです。

野菜の収穫体験

 今回紹介した「野菜の収穫体験」が、7月から次のとおり体験できます。

  • 日時 7月から毎週日曜日、午前10時から午後4時、要予約
  • 料金 収穫した野菜の量に応じて
  • 服装 汚れても良い服装、長ぐつ、手袋

【問い合わせ先】
志波姫農家直売所たんぽぽ 電話番号:0228-23-4560(水曜日定休)

リレー随筆

『栗駒山に恋』

くりはら輝かせ隊(東京都) 石田 磬(いしだ けい)さん
写真:石田さん

 「栗駒山の左の方を見てご覧。馬の形に雪が残っているべ」。

4年前の5月のある日、農家民宿「有賀の里たかまった」の千葉聰さんと花山までドライブしていた途中で、そう教わった。確かに頭や尾も。「あれが見えたら代掻き、田植えの季節が来たわけさ」。
 たかまったには前年の秋、紹介されて初めて訪れこの時は雑誌の取材での再訪だった。
 山の姿で、栗原の人たちは季節を知るという。季節感に乏しい生まれも育ちも東京の身には、羨ましい話だった。その栗駒山に午年の私は心惹かれるようになった。まずは、やさしい姿がいい。そして、当時まだ田園の中を走っていた「くりでん」と栗駒山のコントラストが絵になり、写真を撮りまくった。ふもとの世界谷地原生花園からは、手に取るように山の頂が望めるので何度も訪れた。

写真:世界谷地原生花園

 山笑う春、ぽっかり浮かぶ白い雲が日傘代わりになったかのように見える夏、真っ赤に燃える秋、白い冬と、四季折々栗原を訪れ、変わりゆく山の姿に癒された。登りたいとは考えず、見ているだけで満足。栗原には伊豆沼などたくさんの見どころがあるが、栗駒山を見ないと、栗原に帰ってきたという実感がない。2008年6月の「平成20年岩手・宮城内陸地震」は、当初、栗駒山が噴火したのでは…と勘違い。地震後まもなく、栗原に駆けつけた。山の崩落がはっきり見えて痛々しかったが、山は堂々と存在していた。

写真:栗駒山の雪渓の駒姿(駒形) 東京からひとりで東北新幹線「くりこま高原駅」に降りると、ホームから栗駒山をしばし眺める。
改札口着はたいてい最後。
迎えに来てくれる、たかまったの女将らを待たせてしまうのには、そんなわけがあったのだ。

 

くりはら研究所だよりPDF版

次のリンクから『くりはら研究所だより』のPDF版をダウンロードできます。

くりはら研究所だよりPDF版のダウンロード